ハイリスク型HPV感染は、子宮頸がんの主要な原因の一つとして知られており、特に16型や18型といったタイプはがん化のリスクが高いとされています。一部の感染は自然に排除されることもありますが、長期間にわたって陰性化しない場合、適切な治療や免疫力のサポートが重要です。
今回ご紹介するのは、4種類のハイリスク型HPV感染が確認された34歳の女性が、漢方治療を通じて1年3ヶ月で陰性化を実現した体験談です。

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年齢：34歳
性別：女性
服用期間：1年3ヶ月（HPV陰性と判断された時点から）

治療経験

数年前hpvハイリスク型に複数感染していることが判明しました。中でも極めて感染力の強いものでした。
それ以来、頸がん検診（細胞診）を年に2度受けていましたが、陰性であったため自然治癒力に任せていました。

しかし、感染判明から1年半が経過してもウィルスが陰性にならず、色々と検索して富士堂さんに出会うことが出来、漢方薬を飲み始めることに決めました。

取り組んだこと

漢方と併用で様々な乳酸菌を飲みました。

闘病・治療中の方へメッセージ

病気についての疑問や不安に思うことや、風邪を引いた時に処方される薬との飲み合わせ等、様々相談させていただきましたが、いつも的確な回答、励ましの言葉を頂戴し、とても救われました。

また、ここに掲載されているみなさんの体験談を読むことで、私自身とても前向きな気持ちになることができ、継続して頑張ることができました。

担当の先生からのコメント

4年前、健康診断で子宮頸がん検査を受けた際にLSIL（軽度の扁平上皮内病変）と診断され、HPV16型および52型が陽性だった患者様です。その後、異形成は自然治癒により陰性となったものの、HPV感染自体はなかなか陰性化せず、更に42型と53型も検出され、4種類のHPV感染という珍しいケースとなりました。

これらの感染は局部（子宮頸部上皮）にとどまっており、強い免疫応答が起きにくいため、ウイルスを排除しきれない状況でした。このような場合、補気・補血・活血の漢方薬を使用することで、基底層の細胞分裂と成長を促進し、ターンオーバーを加速させ、感染した異形細胞を早いペースで排除することが可能です。この治療法は、HPVワクチンのように特定の型に限定されることなく、物理的に異形細胞を除去するため、すべてのHPVタイプに対して有効です。

なお、子宮頸部の異形成やHPV感染が1年間自然治癒しない場合、自然治癒は難しいと考えられます。早期に漢方治療を受けることで、手術を回避しながら回復の可能性を高めることが期待できます。

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