2025.07.17不妊症・不育症・産後ケア
当帰芍薬散で妊活!効果的な使用法と注意点を解説
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は、冷えによる血行不良を改善し、子宮環境を整えるなどの効果が期待できる漢方薬です。「冷え性がひどい」「体調が優れない」「なかなか妊娠できない」と感じる妊活中の多くの女性の悩みをサポートしてくれます。
この記事では、当帰芍薬散の基本情報から妊活における効果、正しい服用方法、注意点まで、妊活中の方に役立つ情報を詳しく解説していきます。
当帰芍薬散とは?
当帰芍薬散は、女性の冷え性や血行不良を改善する漢方薬です。
体内の「気・血・水」のバランスを整え、特に「血虚」と「水滞」の状態を改善します。血虚とは血が乏しく不足している状態で、水滞は水の巡りが悪く水分代謝が低下している状態のこと。
当帰芍薬散は、これらの状態を改善することで、妊活に適した体質づくりをサポートしてくれます。
当帰芍薬散の効果・作用
当帰芍薬散は、滋養強壮作用と水分代謝促進作用を併せ持つ漢方薬です。具体的には以下のような効果が期待できます。
- 冷えに負けない体づくり
- むくみを取り除く
- 滋養強壮作用
下記で、詳しく解説していきます。
冷えに負けない体づくり
当帰芍薬散は、体を内側から温めて血行を促進する効果が期待できます。特に「当帰」「川芎」という生薬がこの作用を担っています。
これらの生薬の働きにより、冷えによる血行不良が改善されて子宮や卵巣への血流がUP。血流が良くなることで、生殖器官に十分な酸素や栄養が届き、正常な機能を維持できるようになります。
下半身の冷えは子宮や卵巣の機能低下を引き起こす可能性があるため、妊活中の女性にとって冷えの改善は重要です。当帰芍薬散による冷え症の改善は、妊活成功への重要なステップとも言えます。
むくみを取り除く
当帰芍薬散には、水分代謝の乱れを整えてむくみを改善する効果が期待できます。
具体的には、細胞の隙間など組織に停滞した水分を、利尿作用によって体外へ排泄することで足や手のむくみを除去。むくみの改善は単に見た目だけでなく、血液循環や全身の代謝も良くしてくれます。
また妊活中は、ホルモンバランスの変化によってどうしてもむくみが生じやすいものです。むくみの改善は子宮周辺の血流も良くするため、子宮内膜環境の改善にもつながり、妊活に良い影響を与えてくれます。
滋養強壮作用
当帰芍薬散に含まれる「当帰」と「芍薬」には補血作用があり、血を養い増やす効果が期待できます。この作用は単に貧血を改善するだけでなく、体全体に十分な栄養が行き渡るようにする重要な役割を果たします。
漢方医学では、「血」は西洋医学で言う血液以上の意味を持っています。「血」は体に栄養や潤いを与え、さらには精神を安定させる役割も担っていると考えられています。当帰芍薬散はこの「血」を補うことで、体力の回復や疲労の軽減、さらには精神的な安定にも効果が期待できます。
また、妊活中は体力や栄養状態も重要な鍵。当帰芍薬散の滋養強壮作用により、体の基礎体力が向上し、妊娠に適した体内環境も整いやすくなりますよ。さらに、造血作用により血液の質も改善されるため、子宮内膜の状態も良くなり、受精卵の着床環境も整います。
当帰芍薬散の成分と特徴
当帰芍薬散は、6種類の生薬からなる複合処方です。それぞれの生薬が以下のような効果をが期待できます。
生薬名 | 読み方 | 主な作用・効果 |
当帰 | とうき | ・血を増やして血流を促進
・補血作用や体を温める作用 |
芍薬 | しゃくやく | ・血に関連する痛みや月経痛を和らげる
・体の水分バランスを整える |
川芎 | せんきゅう | ・血流を良くする |
茯苓 | ぶくりょう | ・水分代謝を改善 ・利尿作用、精神安定作用 |
朮 | びゃくじゅつ | ・水分代謝を改善
・利尿作用 |
沢瀉 | たくしゃ | ・体の水分バランスを整える作用
・利尿作用 |
当帰芍薬散は、これらの生薬が総合的に作用することで、全身に必要な栄養を与えて血行を良くし水分代謝を整えます。
SCI方証医学における当帰芍薬散の特徴とは?
従来の漢方医学における一般的な当帰芍薬散の特徴について解説しました。
しかし、実際の臨床現場では、それだけでは個々の症状や体質に対して当帰芍薬散が適応するかどうかを判断するには、情報が十分でないことも少なくありません。
そこで富士堂漢方薬局では、富士堂漢方医学研究所の許志泉先生による長年の研究と臨床経験をもとに提唱された「SCI方証医学」の視点を導入しています。
このアプローチにより、当帰芍薬散証を以下のようにより明確に定義し、実際の臨床判断に活かしています。
症候(Symptom) | 主症:冷え、全体皮膚や局部の蒼白、血色がすぐれない、浮腫、易疲労、腹壁軟弱・筋肉トーヌスの低下
客症:疼痛、めまい、動悸、頭重感、肩こり、のぼせ、耳鳴り、小便不利、湿疹、レイノー症状など |
体質(Constitution) | 不明体質 |
病(Illness) | 妊娠中諸種障害、習慣性流産、月経不順、月経困難症、血の道症、更年期障害、高血圧症、低血圧症、メニエール病、湿疹 など |
※SCI方証医学とは・・従来の中医学・漢方医学を西洋医学の概念と結合させて、「証候・体質・病」から客観的に「証(漢方特有の診断枠)」を分析・検証するメソッド。
当帰芍薬散への妊活の効果
当帰芍薬散は、冷えによる血行不良を改善して子宮環境を整えてくれる漢方薬です。むくみを伴う冷え性や貧血傾向のある方にも適しており、妊娠しやすい体づくりをサポートする漢方薬として効果を期待できます。
血液の循環を改善する
当帰芍薬散は、全身の血液の循環を改善して体に必要な栄養分を行き渡らせます。
配合生薬である「当帰・川芎」には血を補って血行を良くする作用があり、「芍薬」は筋肉のけいれんを和らげ、血管の状態を良くします。
これにより、冷えによる血行不良が改善されて子宮や卵巣への血流もUP。血流が良くなることで、子宮や卵巣に十分な酸素や栄養が行き届き、正常な機能を維持できるようになります。
その結果、卵子の質の向上につながり、受精卵が着床しやすい環境が整いやすくなります。特に、冷えによる血行不良が原因で妊娠しにくい状態にある女性におすすめです。体を温めて全身の冷えを改善することで、妊娠しやすい状態へと整えていきます。
ホルモンバランスの調整
当帰芍薬散には、女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロンなど)のバランスを整える効果が期待できます。ホルモンバランスが整うことで、以下のような症状が改善されます。
- 生理不順の改善:月経周期が安定して規則的になる
- 排卵障害の改善:正常な排卵が促進される
- 黄体機能の向上:受精卵の着床や妊娠の維持に必要なプロゲステロンの分泌が促進される
これらの効果により、妊娠に向けた体内環境が整いやすくなりますよ。
子宮内膜の環境改善
当帰芍薬散は、子宮や卵巣の血液循環を良くすることで、排卵障害(卵胞発育や排卵)の改善にも寄与します。さらに、子宮内膜の質や着床の確率を高めることにもつながります。
子宮内膜の状態は、妊娠成立においてとても重要な要素。当帰芍薬散による血流改善効果は、子宮内膜の質と量の両方を改善し、受精卵が着床しやすい環境づくりをサポートしてくれますよ。
ストレス軽減
当帰芍薬散には、心身のリラックス効果が期待できます。妊活中はさまざまなストレスを感じやすい時期ですが、当帰芍薬散の服用により心身のリラックスが促進され、妊娠しやすい体質づくりをサポート。
当帰芍薬散に含まれる「茯苓」には精神安定作用があり、「芍薬」には筋肉の緊張を和らげる作用があります。これらの生薬が協力して働くことで、動悸や興奮しやすさといった自律神経の乱れによる症状を改善。
特に「血虚」と呼ばれる虚証タイプで、冷え性や貧血症状のある人におすすめです。当帰芍薬散は生理不順や月経異常、生理痛などの「血」の不足が原因で起こった症状を体質から改善し、心身ともに安定した状態へと導いてくれます。
当帰芍薬散の正しい服用方法
当帰芍薬散の効果を最大限に引き出すためには、正しい服用方法を知ることが重要です。適切なタイミングや量、期間を守って服用することで、妊活効果を高めることができます。ここでは、服用のポイントを詳しく解説します。
服用のタイミング
当帰芍薬散は、一般的に1日3回、食前または食間(食事と食事の間)に服用するのが基本です。食前の服用が推奨されることが多いですが、胃腸の弱い方は食後の服用でも可能。
また、妊活中の方は月経周期に合わせた服用方法もあります。例えば、月経開始から排卵期までは「当帰芍薬散」、排卵後から次の月経までは「温経湯」を服用するという方法が効果的な場合もあります。
ただし、自分の体質や症状に合わせた服用方法については、漢方専門医や薬剤師に相談してから進めてください。
服用量の目安
当帰芍薬散の一般的な服用量は、エキス剤の場合、1回1包(約2.5g)を1日3回です。顆粒タイプや煎じ薬の場合は、それぞれの製品の用法・用量に従ってください。
体格や体質、症状の程度によって適切な量は異なる場合があるため、漢方専門医や薬剤師に相談することをおすすめします。無理のない量から始めて、体の反応を見ながら調整していくことが大切です。
服用期間
漢方薬は即効性よりも、長期的に服用することで体質を改善する特徴があります。
当帰芍薬散の効果は個人差がありますが、一般的に2~3ヶ月程度の継続服用で効果を実感する方が多いです。
妊活目的の場合は、3~6ヶ月の継続服用がおすすめ。効果を実感するまでに時間がかかりやすいので、短期間で効果がないからといって諦めずに継続することが大切です。
ただし、1カ月位服用しても症状がよくならない場合は、漢方専門医または薬剤師に相談してください。
当帰芍薬散の副作用と注意点
当帰芍薬散は比較的安全性の高い漢方薬ですが、いくつかの副作用や注意点があります。漢方薬は「自然」でも適切な用法・用量を守り、体調変化に注意しながら服用することが重要です。
一般的な副作用
一般的な副作用としては、以下が挙げられます。
- 皮膚症状:発疹、かゆみなど
- 消化器症状:胃部不快感、吐き気、食欲不振
- 体を温める作用によるのぼせやほてり
これらの症状で軽度の場合は、服用を続けるうちに自然に改善することもあります。もし症状が持続する場合は、漢方専門医または薬剤師に相談をしてください。
注意すべき副作用
肝機能障害(黄疸、全身倦怠感)の症状が現れた場合は、すぐに服用を中止し漢方専門医または薬剤師に相談してください。
上記の副作用は稀ではありますが、発生した場合は深刻な健康被害につながる可能性があります。早期発見と適切な対応が重要です。
服用を避けるべき人
- 熱証の強い方(のぼせ、ほてりがある方)
- 高血圧の方
- 他の薬を服用中の方(漢方専門医または薬剤師に相談が必要)
体内に熱がこもっている「血熱」タイプや、身体の潤いが不足している「陰虚」タイプの方が当帰芍薬散を服用すると、不調が現れることがあります。具体的には、のぼせや乾燥感、胃もたれなどの症状が出ることがあるため注意が必要です。
漢方専門医または薬剤師と十分に相談した上で、服用の是非を慎重に判断してください。
当帰芍薬散と併用するのがおすすめの漢方薬
当帰芍薬散は妊活に効果的な漢方薬ですが、症状や体質に合わせて他の漢方薬と併用することで、より効果を高められる可能性があります。ただし、必ず漢方専門医や薬剤師の指導のもとで行ってください。
安胎をサポート:子福茶(富士堂漢方薬局オリジナルの漢方茶)
富士堂漢方薬局オリジナルの「子福茶」は、安胎・止血効果のある生薬をブレンド。当帰芍薬散と併用することでさらなる安胎効果を期待できます。
妊活中の女性だけでなく、妊娠初期の方にもおすすめです。
卵巣機能UP:動物性生薬(鹿茸など)
鹿茸などの動物性生薬は、卵巣機能の低下が妊活の障害となっている方に特におすすめ。当帰芍薬散との併用により滋養強壮作用も期待できます。
体調管理サポート:香蘇散
香蘇散は、妊娠中の風邪、アレルギー症状、つわりなどに効果が期待でき、体調管理をサポートしてくれます。妊活中から妊娠中まで継続して使用できる点が特徴です。
冷え改善・血行促進:温経湯
温経湯は「温経散寒」の作用により、体を芯から温める効果が期待できます。体が温まることで血行が促進され、子宮や卵巣の機能も活性化。
また、温経湯は子宮への血流を促すことで、子宮内膜を厚くする働きも期待できます。これによって受精卵が着床しやすい環境が整い、妊娠の可能性を高めやすくなります。
特に手足の冷えや下腹部の冷えを感じる女性におすすめです。
ホルモンバランス調整:加味逍遥散
加味逍遥散は、イライラや不安感、不眠などの精神的症状を伴う月経不順に効果的です。ストレスによる自律神経の乱れを整え、ホルモンバランスを調整する効果が期待できます。
加味逍遥散に含まれる当帰や柴胡などの生薬には、ホルモンバランスを整える作用があるとされています。これにより、生理不順や生理痛、PMS(月経前症候群)などの症状の緩和が期待できますよ。
当帰芍薬散と加味逍遥散を併用することで、体を温めながらストレスによる影響も緩和し、より効果的な妊活が期待できます。
血行促進・瘀血改善:桂枝茯苓丸
枝茯苓丸は血行を促進し、「瘀血」(おけつ:血の滞り)を改善する漢方薬です。
当帰芍薬散と桂枝茯苓丸を併用することで血行促進効果が高まり、ホルモンバランスが整うことで妊娠につながりやすくなります。
また、桂枝茯苓丸は滞った「血(けつ)」のめぐりを良くすることで、のぼせや足冷えなどを感じる方の生理痛、月経不順、月経異常などを改善する作用もあります。特に下半身の冷えがつらい方、シミができやすい方など一般的に女性の悩みと言われる症状がある方におすすめです。
免疫調整・水毒(むくみ)改善:柴苓湯
柴苓湯は「水毒」(むくみや余分な水分)を改善し、炎症を抑える漢方薬です。また、過剰な免疫反応を調整する作用があり、自己免疫性の着床障害や不育症の改善にも効果が期待できます。
当帰芍薬散の血行促進・冷え改善効果と柴苓湯の水分代謝改善・免疫調整効果が相乗的に働き、妊活の効果がさらに高まりやすくなります。
子宮内膜炎などの炎症による不妊に悩む方や免疫系の問題で着床障害がある方に特におすすめです。
富士堂漢方薬局で当帰芍薬散を使った患者様体験談
富士堂漢方薬局で当帰芍薬散を中心とした治療により、症状改善と妊活成功に至った患者様の体験談をご紹介します。
患者様ステータス
項目 | 詳細 |
年齢 | 41歳 |
症状 | ・生理不順 ・甲状腺機能低下 |
不妊治療歴 | 2人目不妊で、タイミング法の人工授精や不妊整体などを試す |
治療期間 | 2ヶ月 |
最終ステータス | 自然妊娠成功 |
症例ページ | https://kampo-fujidou.com/2023/05/02/ |
行った治療
この患者様には、「当帰芍薬散」「参茸補血丸」を中心とした漢方治療を行いました。
当帰芍薬散:
- 血行を促進し、生理不順を改善
- ホルモンバランスを整え、妊娠しやすい体質へ
参茸補血丸:
- 卵巣機能を高め、卵子の質を向上
- 体を温め、妊娠しやすい状態をサポート
また、患者様の状態に合わせておりものの変化を観察し、タイミング指導も行いながら、妊娠に向けて体全体を調整していきました。
結果
41歳の女性患者様は、「当帰芍薬散」「参茸補血丸」の併用治療により、生理不順と甲状腺機能低下を乗り越え、自然妊娠に至りました。漢方薬が子宮環境と卵巣機能の両面から働きかけることで、妊娠しやすい体づくりが実現した症例です。
当帰芍薬散に関するよくある質問
妊活中の方からよく寄せられる、当帰芍薬散に関する質問にお答えします。
Q1:妊活に当帰芍薬散は効果がある?
当帰芍薬散は、妊活への効果が期待できる漢方薬の一つです。
子宮内膜の質を高めて着床の確率を高める効果や、女性ホルモンのバランスを整える効果、子宮や卵巣の血液循環を良くして排卵障害を改善する効果などが期待できます。
ただし、当帰芍薬散が効果を発揮するのは「血虚」と「水滞」体質の方であり、体質に合っていない場合には効果が期待されにくいことに注意が必要です。
Q2:当帰芍薬散は産前産後に効く薬?
当帰芍薬散は、産前産後にも効果が期待できる漢方薬です。当帰芍薬散は「安胎薬」と呼ばれ、妊娠中も服用でき、母体や胎児に対しても安心して服用できる処方とされています。
妊娠中の倦怠感、貧血、頭痛、めまい、浮腫などの症状改善や、臍帯血流を増やして胎児発育を後押しする効果、妊娠中の諸病(浮腫、習慣性流産、痔、腹痛)の改善などが期待できます。
産後においても、産後の疲労倦怠、めまい、むくみなどの症状改善に効果が期待できますよ。
Q3:当帰芍薬散の効き目はいつから?
当帰芍薬散の効果が現れ始める時期は個人差がありますが、一般的には服用開始から1~2週間程度で効果が現れ始め、1~3か月程度で症状改善が期待できます。
当帰芍薬散が体質に合っていれば、冷えや月経の状態の改善を感じる方が多いです。
もし1ヶ月以上飲み続けても効果が感じられにくい場合は、担当医に相談することをおすすめします。
Q4:当帰芍薬散を長期飲み続けるとどうなる?
漢方薬は即効性の薬ではないため、数週間から数ヶ月にわたって服用し続けることで徐々に体質が改善していきます。
ただし、長期間にわたって服用し続けることで胃がダメージを受け、消化器系の異常につながる可能性もあります。そのため、もともと胃腸が弱い方やお腹を下しやすい方は体調を見ながら服用を続ける必要があります。
漢方専門医または薬剤師と相談のうえ、症状が改善していると思われる場合には一旦休薬することも検討してみてください。
Q5:当帰芍薬散は排卵日や生理中も飲み続けても大丈夫?
当帰芍薬散は、排卵日や生理中も継続して服用できます。むしろ、当帰芍薬散は月経不順や月経痛の改善、排卵促進などの効果が期待されるため、生理周期を通して継続的に服用することで効果が得られやすくなります。
ただし、妊娠中に使用する場合は、漢方専門医または薬剤師の指導のもとで行いましょう。当帰芍薬散は「安胎薬」として妊娠中の諸症状にも用いられますが、自己判断ではなく専門家に相談することが推奨されています。
当帰芍薬散を使った妊活の疑問は富士堂漢方薬局にお任せ
当帰芍薬散は冷えや血行不良による不妊に悩む女性にとって、心強い味方となる漢方薬です。体を温めて血行を促進し、ホルモンバランスを整えることで、自然な形で妊娠力を高めることが期待できます。
しかし、漢方薬は個人の体質や症状に合わせて選ぶことが大切。富士堂漢方薬局では、一人ひとりの体質や症状に合わせた漢方薬の処方と、きめ細やかなサポートを提供しています。妊活に関する不安や疑問があれば、ぜひ専門家に相談して自分に合った漢方薬を見つけてください。
妊活は焦らず、体と心の健康を大切にしながら、一歩一歩進んでいきましょう。
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