ハイリスク型HPVに感染し、2年間にわたりASC-USの状態が改善されず悩んでいた患者様。手術を回避し、体の免疫力を高めるべく漢方治療を開始した結果、わずか3ヶ月でNILM（陰性）に改善できました。その後もリバウンドなく、無事に漢方治療を卒業されました。今回は、この患者様からいただいた治療に関する思い出や気を付けたことなどの成功体験をご紹介します。

また、富士堂では遠方の方でもご相談できるよう、オンライン相談も導入しております。漢方薬の宅配も承っておりますので、お困りの際は遠慮なくご相談ください。

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ニックネーム：Sho
年齢：36歳
性別：女性
服用期間：1年

いままでの治療経験

2023年10月の子宮頸がん検診でASCUSに初めてなってしまい、治療法も特にないため、どうすれば良いか悩んでいました。
色々調べた結果、こちらの漢方を飲んで、完治された方の声をウェブサイトで見て、私も試してみようと思いました。HPVにも感染していたため、HPVを除去するための漢方を飲み始めました。

 

富士堂での治療体験談

毎日漢方を煎じる必要があったため、毎日の時間を確保することが大変でした。ただ、必ず毎日飲むということは心がけていました。

闘病・治療中の方へのメッセージ

一人で悩まずにまずは相談してみることが一番だと思います。

担当の先生からのコメント

この症例は、子宮頸部異形成の初期段階であるASC-US（意義不明異型扁平上皮細胞）に対して、漢方治療が有効に働いた好例です。西洋医学では、初期段階での明確な治療法はなく、経過観察が基本とされています。しかし、その間にウイルスが持続感染し、進行し手術が必要になるケースも少なくありません。
初期段階であれば漢方治療で十分な改善が見込めます。今回の患者様には、体の免疫力を高め、上皮のターンオーバーを促す目的で、複数の生薬を組み合わせた漢方薬を処方しました。毎日の服用をしっかり継続されたことも、改善につながった大きな要因です。その結果、漢方治療の目的であった異形細胞を早期に排出させ、異形成を改善することに成功しました。
この症例では治療開始からわずか3ヶ月でHPVは陰性化し、ASC-USからNILM（異常なし）へと改善。その後も安定した経過を保ち、最終的に治療を卒業されました。
このように、早期からの体質改善と免疫サポートによって、子宮頸部の異常細胞を自然な形で排出・修復することができるのが、漢方治療の大きな特徴です。
富士堂では現在の症状と体質からひとりひとりに合った漢方治療を提供しています。ハイリスク型HPVになり経過観察しかできない、もしくは手術が必要だと言われて不安…そんな方はぜひ一度ご相談にいらしてください。臨床経験豊富な漢方のエキスパートたちが手厚くサポートいたします。

 

担当の先生・記事監修

張 冬　中医師　不妊漢方アドバイザー
経歴
2008年　中国浙江中医薬大学医学部　卒
2008年　浙江省中医院　研修医
2011年　千葉大学和漢診療科
2013年　富士堂漢方医学研究所・富士堂漢方薬局
現職　富士堂漢方医学研究所：研究員（不妊症・婦人科・皮膚科・生活習慣疾病分野）
富士堂漢方薬局
所属学会
日本不妊カウンセリング学会　研究業績/論文

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