更新日:2025.12.19不妊治療成功症例~先輩ママ&パパたちの妊活体験談~
クロミッドが効かない?PCOSを漢方で体質改善し自然妊娠成功へ
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で妊娠をご希望されていたが、クロミッド(排卵誘発剤)が効かず、どうにかできないものかと漢方相談にいらした患者様がいらっしゃいました。漢方治療開始から9ヶ月で見事、ご懐妊されました。今回はそんなお客様から頂いたお喜びの声をご紹介いたします。
PCOSでこんなお悩みはありませんか?
- クロミッドが効かない、または増量しても効果が出ない
- 長期のクロミッド服用で副作用が心配(子宮内膜が薄くなるなど)
- LH値が高いと指摘され、ホルモンバランスが乱れている
- 自然妊娠を希望しているが、排卵が不規則
- 病院の治療だけでは不安、他の選択肢も検討したい
PCOSは生殖年齢女性の約6〜10%に見られる一般的な疾患で、排卵障害を主な症状とします。クロミッドなどの排卵誘発剤が効きにくい「クロミフェン抵抗性」のケースも少なくありません。このような場合、漢方薬と西洋医学の併用が効果的な選択肢となることがあります。
漢方でPCOSにアプローチする4つのポイント
- ホルモンバランスの改善: LH/FSH比の正常化をサポートし、排卵しやすい体内環境を整えます
- 子宮内膜の状態改善: クロミッドの副作用を軽減し、着床しやすい環境作りを後押しします
- 排卵機能の回復: 自力での排卵を目指し、長期的な妊娠力をの向上が期待できます
- 体質の根本的な改善: 妊娠だけでなく、妊娠維持、出産後の健康もサポートします。
当店では遠方の方でもご相談できるよう、オンライン相談も導入しております。漢方薬の宅配も承っておりますので、お困りの際は遠慮なくご相談ください。
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ニックネーム:N
年齢:30歳
性別:女性
服用期間:10ヶ月半
担当 張冬先生
いままでの治療経験
生理不順があり、妊娠を望んでいた為、一度、産婦人科でクロミッド一錠を服用したが効かず、追加で数錠飲んでも効果がなかった。そこで一度漢方を試そうと思い来店。漢方服用後すぐに妊娠したが心拍確認できず自然流産。半年程、身体を休めるのと、風疹ワクチンを打ち、妊活は休んでいましたが、漢方は服用していました。その後、クロミッド1錠の服用で効果が出て、タイミング法一回目で授かることができました。
富士堂での治療体験談
漢方を服用して、生理不順がすごく改善された訳ではないが、生理の経血がすごくサラサラになり体に良いのかなと実感しました。
闘病・治療中の方へのメッセージ
漢方は体質改善にもなり、身体が整えられると思うので、オススメです。
やれることはやってみようという気持ちで試してみるのも良いと思います。
担当の先生からのコメント
PCOSの方では、クロミッドなどの排卵誘発剤が効きにくい、いわゆる「クロミフェン抵抗性」を示すことがあります。本ケースでも、産婦人科にてクロミッドを複数錠服用しても、十分な効果が得られませんでした。
そこで漢方を併用したところ、以下のような変化がみられました。
- LH値:16.8 → 4.9 mIU/ml(正常範囲:1.5〜7)へ改善
- 自力での排卵が可能となった
- 長期のクロミッド服用により薄くなっていた子宮内膜の状態が改善
- 生理周期が整い、排卵のタイミングを捉えやすくなった
その後、一度は流産となりましたが、漢方を継続したうえで治療を再開した結果、クロミッド1錠で排卵が確認でき、タイミング法1回目で妊娠に至りました。
このように、西洋薬と漢方薬を適切に併用することで、妊娠につながるケースもみられます。すでに病院で治療を受けているものの思うように結果が出ていない方や、現在の治療方針に不安を感じている方にとっても、漢方は一つの選択肢となると考えています。
PCOSとクロミフェン抵抗性について
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の患者様の中には、クロミッドなどの排卵誘発剤に反応しにくい「クロミフェン抵抗性」を示すケースがあります。この場合、単にクロミッドの量を増やすだけでは効果が出にくく、かえって子宮内膜が薄くなるなどの副作用が出ることがあります。
PCOSの最新診断基準(2024年改訂)
2024年、日本産科婦人科学会によりPCOSの診断基準が改訂されました。新しい診断基準では、AMH(抗ミュラー管ホルモン)の測定値も診断の補助として採用されており、より正確な診断が可能になっています。
診断基準が明確になったことで、PCOSと診断される方は増加傾向にありますが、同時に早期発見・早期治療により、妊娠の可能性を高めることができるようになりました。適切な治療を早期に開始することで、より良い結果につながるケースが増えています。
よくあるご質問
Q1: 漢方治療はどのくらいの期間が必要ですか?
A: 個人差がありますが、体質変化は3〜6ヶ月程度で実感される方が多く、妊娠までは6ヶ月〜1年を目標とします。今回のN様は10ヶ月半で自然妊娠されましたが、3ヶ月程度で妊娠される方もいらっしゃいます。
年齢による違いもあり、20代〜30代前半の方は比較的早く効果が現れやすい傾向があります。35歳以降、特に40代の方は「腎」の機能低下が合わさることで、処方が複雑になったり期間が長くなることがあります。
長年の生理不順やホルモンバランスの乱れがある場合は、根本から体質を改善するため、焦らず継続することが大切です。
Q2: 病院での不妊治療と漢方は併用できますか?
A: はい、原則として併用は可能です。実際に、漢方と病院治療を組み合わせて進めている方も多くいらっしゃいます。
今回のケースでも、最初クロミッドが全く効かない状態でしたが、漢方でLH値を16.8から4.9まで改善し、子宮内膜も整えた結果、クロミッド1錠で効果が出るようになり、タイミング法1回目で自然妊娠に成功されました。
漢方との併用により、排卵誘発剤の効果の後押し、副作用軽減などが期待できます。併用される場合は両方の先生に必ずお伝えください。体外受精や人工授精のスケジュールに合わせた周期療法も可能です。
Q3: 漢方薬の費用はどのくらいかかりますか?
A: 体質や症状によって異なりますが、一般的な目安は
1か月あたり 2万円〜4万円程度です。
費用は、年齢や体質の複雑さ、剤型(煎じ薬・顆粒)、周期療法の有無などによって変わります。
漢方薬の費用は、毎月の費用だけでなく、「妊娠までにかかる総額」や「その後の体質改善による変化」も含めて、ご自身の状況に合わせて検討していくことができます。ご予算やご希望に応じて内容を調整することも可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。
Q4: PCOSの場合、漢方だけで妊娠できますか?
A: PCOSの重症度や年齢、これまでの経過によって異なり、ケースバイケースです。以下はあくまで目安となる指標の一例です。
漢方だけで妊娠できる可能性が高いケース: 軽度〜中等度のPCOS、20代〜30代前半、AMHが十分
病院治療との併用をお勧めするケース: 重度のPCOS、35歳以上、2年以上妊娠しない、他の不妊要因がある場合
漢方では、PCOSの背景に「痰湿(たんしつ)」や「瘀血(おけつ)」が関与していると考え、これらを整えることで、LH値のバランス調整、卵胞の正常な発育、子宮内膜の状態改善、規則的な排卵の回復などを目指していくことが多くあります。
実際には複数の要因が重なっていることも多いため、年齢や検査値、ご希望をふまえながら、一人ひとりに合った進め方を一緒に検討していきます。
Q5: 一度流産を経験しました。漢方は流産予防にも効果がありますか?
A: 流産の多くは染色体異常が原因とされており、漢方でそれ自体を防げると断定できるものではありません。一方で、血栓ができやすい体質、ホルモンバランスの乱れなどが関与する場合もあります。
漢方では、「腎虚(生殖機能の弱さ)」「気血不足」「瘀血」「強いストレス」などの体質的な要因が、妊娠の維持に影響することがあると考えられています。これらを整えていくことで、妊娠中の体調を安定させ、妊娠を継続する力を間接的にサポートできる可能性があります。
流産を繰り返している場合には、次の妊娠に向けて3〜6か月ほどかけて体質を整え、妊娠後も体調管理の一環として漢方を用いることがあります。不安やご状況をふまえながら、無理のない形でサポート方法を一緒に検討していきます。
まとめ|PCOSで妊活に悩んでいる方へ
PCOSと診断された、排卵がうまくいかない、生理不順でタイミングがとりにくい、クロミッドが思うように効かない――。
先が見えず、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
「このまま続けていていいのだろうか」と迷われるのは、決して特別なことではありません。
今回のケースは、体の状態を一度整えることで、これまで反応しなかった治療が、再び力を発揮した一例です。漢方薬は、西洋医学と併用しながら、体質という土台に目を向けていく選択肢の一つになります。
今の治療に不安を感じている方は、どうか一人で抱え込まず、ぜひ一度ご相談ください。
あなたに合った進め方を、一緒に考えていけたらと思っています。
関連項目
>>【不妊症例】3ヵ月の漢方服用でPCOS・排卵障害を治療、自然妊娠へ
>>40歳 7か月の漢方で着床障害を乗り越え無事に妊娠|漢方体験談
>>35歳 3ヵ月の漢方服用でPCOS・排卵障害を乗り越え自然妊娠へ
>>41歳 PCOSを抱えつつも3ヵ月の漢方治療で自然妊娠|漢方体験談

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