今回は数年間にわたり繰り返すばね指にお悩みだった患者様から感謝の声が届きました。

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ニックネーム：JK
年齢：66歳
性別：女性
服用期間：10ヵ月

担当　許志泉先生

 

いままでの治療経験

以前ステロイド注射で治療した右手中指の腱鞘炎が再発。
他の指にもステロイド治療をしたことがあり、何度も注射したり、再発をくり返して最終的に手術となることは避けたかった。

 

富士堂での治療体験談

先生に指導していただいて、漢方薬だけでなく、指の体操にも取り組んだ。
薬の効果が発揮されやすいよう、冷えないように気をつけ、綿の手袋をして寝た。
次第に指のむくみ、痛み、ひっかかりがなくなり、朝の強張りも軽くなり、趣味のギターも指を気にせず弾けるようになった。

 

闘病・治療中の方へのメッセージ

注射はすぐに効果が現れますが、漢方や体操は時間がかかります。
けれども、自分自身の内部にある治る力が働いて良くなっていくという実感があり、悪化したときもまた必ず快方に向かうという希望を持って治療を続けることができました。
自分の身体の声を聴きながらじっくり治療に励んでください。

 

担当の先生からのコメント

更年期・出産後で女性ホルモンが低下したり乱れたりすることで代謝や筋肉が弱まり、へバーテン結節や腱鞘炎、手首痛、膝痛、五十肩などの関節痛に悩まされる女性は多くいらっしゃいます。
このような場合は、痛みの度合いや腫れ・炎症の有無、どのような状況で悪化するのかといった局部症状だけでなく、生活習慣や筋肉の状況、血行、体質などもしっかりチェックすることが大事です。
その上で、虚弱の度合い、気血水や筋力の状況などを総合的に鑑み、ご本人に合う漢方薬をお出しすると同時に、その方に合う体操や運動、栄養管理法も指導してゆくことが確実な回復に繋がります。

 

【関連項目】

>>漢方2か月服用で手指のこわばり改善 | 漢方体験談

>>記事「関節リウマチの漢方治療」