ヨクイニンとは
　薏苡仁(ヨクイニン)はイネ科のハトムギの硬い包鞘に包まれた種子の生薬としての名前です。主成分はでんぷんや蛋白質、脂肪および微量の抗腫瘍性物質 (coixenolide)です。
お肌へ働きかけ、ターンオーバーを正常化させることで広く知られており日本では古くからイボをとることに広く使われてきました。

お肌のターンオーバーとは
　ターンオーバーとは一言でいえばお肌(表皮)の新陳代謝のことです。新しく作られたお肌の細胞が成長しそれぞれの役割を果たしやがて垢となって落ちるところまでを1サイクルとし、部位や個人差もありますが成人の場合、おおよそ28日周期でターンオーバーが行われるのが理想的とされています。
　ターンオーバーは速すぎても遅すぎても肌トラブルの原因になります。
速すぎると細胞が未熟なまま働くことになり、十分に役割を果たすことができません。そして未熟な角質は保湿力に欠け、結果的にお肌の乾燥や乾燥からくる様々なトラブルにつながります。また、遅すぎることは回復や新陳代謝に時間がかかるということですので紫外線により受けたダメージや傷などがなかなか癒えず、メラニンの沈着を引き起こしシミの原因になってしまいます。これは加齢とも関わっております。
　ターンオーバーを正常化させ細胞の活性化を促すことが美肌作りへの近道と言えるでしょう。

ヨクイニンの作用
　ヨクイニンは利尿・消炎・鎮痛・排膿薬などに用いられ、肌荒れやイボとりに効果的です。体の中の水分の巡りを良くし、新陳代謝を促し余分な熱や水分を外に出します。また、ビタミンＢ群やカルシウム、カリウム、タンパク質など、肌を作る基礎となる成分が多く含まれています。
　ターンオーバーが乱れると上記のような症状が。しかし逆を言えば新陳代謝を促し、肌のターンオーバーを正常化させることによって体の内側から肌に働きかけることとなり、美肌へなっていくのです。ヨクイニンはまさに強力な助っ人と言えるでしょう。

＞＞こちらのオンラインショップでも販売中！