東京都のT・Oさん　34歳
治療経歴:タイミング指導2年間

患者様について

右卵巣チョコレート嚢腫5-6㎝、子宮筋腫3㎝*3個、子宮頚がん検診でASC-USのクラスIIIaと診断され、高リスクHPVに感染。経済面的に自然妊娠希望で、月に1万円前後の予算しかない。

婦人科系症状：生理周期D25～30、月経量が普通、冷え症、浮腫、生理痛あり、特に生理前に右下腹部に鈍痛ある
一般症状：特にない
服薬歴：特にない
治療プラン：子宮内膜の改善、着床の促進、早期流産の予防

漢方治療について

卵巣機能や子宮内膜の検査で特に異常が見つからない。生理前の腹痛は漢方的に瘀血と判断されます。
漢方分類：瘀血
治療方針：高温期に集中的に治療をし、また生理の時に古い子宮内膜をしっかり除去し、新しい内膜の成長に妨害しないよう。
治療用薬：
　　参茸補血丸：錠剤、14日分、税抜6,000円
　　着床改善薬：煎じ薬（本格漢方）、税抜300円/日
　　ほかの周期療法補充薬：約一生理周期あたり2,000円/周期

漢方服用後の経過

＜服用1ヶ月目＞
大きな変化はなく、生理時用の薬を服用したら、生理痛は気にならないほどかるくなりました。

＜服用2ヶ月目＞
28日周期で、生理痛もなく、ただ生理前に右下腹部の痛みはまだあります

＜服用3ヶ月目＞
37日目で妊娠検査薬陽性反応あり、その後胎嚢も確認されました。

＜服用4ヶ月目＞
心拍も確認された、大きさも週数通り。悪阻のような気持ち悪さが出ています

＜服用5ヶ月目＞
悪阻の薬飲んでも、少ししか改善されず。胎児の成長は順調で、16週目まで漢方を服用します。

妊娠6週目までの漢方総費用は約3.7万円（3ヵ月間）

不妊漢方アドバイザー張冬先生のコメント

思うより早く結果が出て来て、良かったです。卵巣機能や排卵障害がないので、生理の3日間と高温期だけに漢方、経済面的に優しいです。