『男性不妊症』には、一般に体力の低下した虚証の場合が多く、体力を増強させるような漢方製剤が良く使われます。虚証は、お血による血流障害がよくみられます。

他に、下半身の衰え・手足の冷え・貧血・乏精子症などに用いる漢方があります。

性欲異常で、心因性インポテンツ（実証・虚証によって処方が変わります）などの悩みがある方にも効果があります。

 

男性不妊の漢方治療によく使われる漢方薬

柴胡加竜骨牡蛎湯（さいこかりゅうこつぼれいとう）

大柴胡湯（だいさいことう）

桂枝加竜骨牡蛎湯（けいしかりゅうこつぼれいとう）

抑肝散加陳皮半夏（よくかんさんかちんぴはんげ）

当帰四逆加呉茱萸生姜湯（とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう）

八味丸（はちみがん）

補中益気湯（ほちゅうえっきとう）

人参養栄湯（にんじんようえいとう）

※胃腸が弱い方は、八味丸は禁忌です。

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