2018.09.26>腫れ物・悪性腫瘍(癌・がん)
癌と漢方1:がんの現状・原因・分類
高齢化社会、地球環境の変化、肥満・運動不足・飲酒などの生活習慣、ストレスなどの中に生きられている現代人にとっては、悪性腫瘍(がん)は珍しい病気ではなく、一生涯で誰でもかかる可能性があります。
癌に対する研究、治療、および予防には、東洋医学の知恵や治療は多く期待されています。
このシリーズを「癌と漢方」と題にして、癌に対する基本知識、および私自身の経験と考えをまとめて、
1.「がんの現状・原因・分類」
2.「がんの予防と再発防止」
3.「正気と邪毒から悪性腫瘍を考える」
4.「がんに対する現代医学治療概要」
5.「がんの予防治療に漢方医学は何かができるか?」
6.「がんが発現されたら、漢方治療をどう利用するか?」
という五回に分けて解説いたします。
皆さんに少しでも役に立てばと幸いです。
1975年~2005年までの全部位の悪性腫瘍(癌)の罹患率の推移からみれば、がんにかかる人が増え続けております。2005年時点で、男性では10万に430人、女性では10万人に270人、男女計では10万人330人となるが、日本人口1億2千万人で計算すれば、罹患者は39万6千人となります。
多数の研究をまとめますと、喫煙・肥満・食生活、運動不足、飲酒、感染(ウイルスや細菌など)、放射線や紫外線などの物理環境、大気や水質などの汚染、特殊職業、食品添加物と産業生産物などががん(悪性腫瘍)との関連があります。
ここでは特に理解しにくいものについて、解説します。
過体重ないし肥満は、閉経後乳癌、子宮体癌、大腸癌、食道癌、胆嚢癌、腎癌、膵臓癌、甲状腺癌、肝臓がんなど多種の癌リスクの増大に関連します。
そのメカニズムは完全に解明されていませんが、少なくとも、ホルモンの失調・内臓脂肪による腸内悪玉菌の増多・炎症分子の産生による慢性炎症など要因が挙げられます。(詳しくは「悪性腫瘍(がん)に対する許志泉漢方医学の認識」にて述べる)
運動は大腸がんの危険度を40~50%減らすという研究結果があります。また、運動不足は乳がん、子宮体部がん、前立腺がん、肺がんの危険度は確実に上がることもわかっております。
よく運動している人ほど、がんによる死亡の危険度が低くなります。
まず、運動は性ホルモンの過剰分泌を抑制し、性ホルモンの代謝促進をしております。次は、運動は腸の働きをよくし、便秘を改善して、腸内細菌のバランスを整えることもできます。また、運動は活性酸素から身を守る機能を高めたりし、免疫細胞の活性を高めることができます。
運動は中医学的には、気血のめぐりをよくし、気血水などの滞りを除去して、臓腑機能・正気(免疫)を高めることができます。
WHO(世界保健機関)の評価(2007年)では、飲酒は口腔・咽頭・喉頭・食道・肝臓・大腸と女性の乳房の癌の原因となるとされています。またアルコールそのものに発癌(がん)性があり、少量の飲酒で赤くなる体質の2型アルデヒド脱水素酵素の働きが弱い人では、アルコール代謝産物のアセトアルデヒドが食道癌の原因となるとも結論づけています。
特にお酒を飲むとすぐに顔が赤くなり、二日酔いになりやすい人にリスクがより高いことが言われております。
中医学では、酒は湿熱、湿熱による毒を生みます。酒家(愛酒家)は湿熱の毒の上、瘀毒(瘀血の毒)も併せて生むことになり、癌の原因ともなります。
悪性腫瘍は、発生する細胞の種類によって、がん腫(ふつう、略してがん)と肉腫とに分けられます。
頻度(ひんど)は圧倒的にがん腫が多く、悪性腫瘍の90%以上を占めます。このことから、がんは悪性腫瘍の代名詞として使用されることが多く、がん腫と肉腫とを含めて「がん」と呼ばれています。
A.がん腫
皮膚、粘膜(ねんまく)、いろいろな臓器の表面に近い部分を構成している上皮(じょうひ)細胞という細胞から発生する悪性腫瘍で、顕微鏡で見た組織の型のちがいによって、大きく扁平上皮(へんぺいじょうひ)がん、腺(せん)がん、未分化(みぶんか)がんの3つに分けられています。
扁平上皮がんは、おもに皮膚や器官の粘膜表面にできるがんで、皮膚、食道、口腔(こうくう)、腟(ちつ)、外陰(がいいん)、陰茎(いんけい)、陰嚢(いんのう)、肺などに発生します。
腺がんは、身体内部の分泌物(ぶんぴつぶつ)を出す上皮からできるがんで、胃、腸、子宮体部(しきゅうたいぶ)、肺、乳房(にゅうぼう)、卵巣(らんそう)、前立腺(ぜんりつせん)、甲状腺(こうじょうせん)、肝臓(かんぞう)、腎臓(じんぞう)、膵臓(すいぞう)、胆嚢(たんのう)などに発生します。
未分化がんは、がん細胞であることは確かでも、発生の母地(ぼち)となった細胞が確認できないタイプで、増殖も転移も速く、悪性度が高い傾向があります。からだのあらゆる部位から発生しますが、甲状腺や肺などではかなり多く認められます。
細胞の種類からいうと、胃がんは腺がんが多く、食道がんは扁平上皮がんが多いということになります。肺には、扁平上皮がん、腺がん、未分化がんのいずれもが発生します。
扁平上皮がん、腺がん、未分化がんの3つは、組織の型がちがうだけでなく、性質のうえでもちがいがあります。たとえば、肺がんの場合、扁平上皮がんと腺がんは進行が比較的ゆっくりですが、未分化がんは進行が速いのがふつうです。また、未分化がんには化学療法や放射線療法がよく効きますが、扁平上皮がんと腺がんにはあまり効果がありません。
このように、がんは、治療する立場からは、どこの臓器に発生したかというよりも、どの組織の型であるかのほうがより重要になるのです。
B.肉腫
上皮細胞以外(非上皮)の細胞に発生する悪性腫瘍を、肉腫といいます。
胃や腸の筋肉の部分を構成している筋細胞に発生するもの(胃肉腫など)と、骨や結合組織(組織と組織をつなぎ合わせる糊(のり)のようなはたらきをしている軟部組織)を構成している細胞に発生するもの(骨肉腫(こつにくしゅ)(「骨肉腫」)など)とがあります。
また、リンパ系のリンパ球に発生する悪性リンパ腫(「悪性リンパ腫」)、血液をつくる骨髄中(こつずいちゅう)に存在する骨髄細胞やリンパ球に発生する白血病(はっけつびょう)(「白血病とは」)、骨髄中の形質細胞に発生する多発性骨髄腫(「多発性骨髄腫」)も、上皮細胞以外の細胞に発生する悪性腫瘍ですから肉腫の一種ですが、これらはまとめて血液のがんとも呼ばれています。
A.口腔・鼻・鼻腔・喉頭・咽頭の悪性腫瘍
舌がん、歯肉がん、悪性リンパ腫、悪性黒色腫(メラノーマ)、上顎がん、鼻がん、鼻腔がん、喉頭がん、咽頭がん
B.脳神経の悪性腫瘍
神経膠腫、髄膜腫、神経膠腫
転移がん:肺がん、乳がん、消化器がん、悪性黒色腫(メラノーマ)、白血病、悪性リンパ腫
C.甲状腺がんの悪性腫瘍
甲状乳頭腺がん、甲状腺濾胞がん、甲状腺髄様がん
D.呼吸器の悪性腫瘍
原発性肺がん:扁平上皮がん、腺がん、肺胞上皮がん、大細胞性未分化がん、小細胞性未分化がん、カルチノイド
転移性肺がん:睾丸腫瘍、前立腺がん、乳がん、骨腫瘍、甲状腺がん、胃がん、肝がん、白血病、悪性リンパ腫
E.乳房の悪性腫瘍
乳がん(乳頭腺がん、面疱がん、粘液がん、髄様がん、小葉がん、硬がん肉腫、転移腫瘍)、乳房ペーシジェット病、乳房肉腫
F.血液の悪性腫瘍
急性骨髄性白血病、急性前髄性白血病、急性骨髄性単球白血病、急性単球性白血病、急性リンパ性白血病、急性未分化性白血病、慢性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病(毛髪球性白血病)、成人型T細胞白血病、悪性リンパ腫(リンパ肉腫、細網肉腫、ホジキン病)、多発性骨髄腫、原発性マクログロブリン血症
G.消化器の悪性腫瘍
食道がん(扁平上皮がん)、胃がん(管状型、乳頭型、印環型)、胃・大腸平滑筋肉腫、胃・腸悪性リンパ腫、膵・胆嚢がん、十二指腸がん、大腸がん(腺がん)、原発性肝がん(肝細胞がん、胆管細胞がん)、肝芽腫(小児の肝がん)
転移性肝がん(胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん、卵巣がん)
H.女性性器の悪性腫瘍
子宮上皮内がん(早期がん)、子宮頸部扁平上皮がん、子宮腺がん(子宮体部、卵巣、卵管)、子宮腺扁平上皮がん、子宮体部腺類がん(アデノアカントーマ)、子宮肉腫(平滑筋肉腫、横紋筋肉腫、リンパ肉腫、細網肉腫)、子宮がん肉腫、子宮破壊性奇胎、子宮悪性絨毛上皮腫、子宮悪性黒色腫(メラノーマ)、卵巣がん、中胚葉性混合腫瘍、転移がん
I.泌尿器の悪性腫瘍
原発性悪性腫瘍(腎がん:腺がん、腎盂移行上皮がん、尿管移行上皮がん、膀胱乳頭がん、膀胱移行上皮がん、前立腺がん、尿道扁平上皮がん、尿道腺がん)、転移性悪性腫瘍(子宮がんの膀胱浸潤、大腸がんの膀胱浸潤)、ウィルムス腫瘍(小児の腎がん)
J.運動器の悪性腫瘍
横紋筋肉腫、線維肉腫、骨肉腫、軟骨肉腫、滑液膜肉腫、粘液肉腫、脂肪肉腫、 ユーイング肉腫、多発性骨髄腫
K.皮膚の悪性腫瘍
皮膚扁平上皮がん、皮膚基底細胞がん、皮膚ボーエン病、皮膚ページェット病、皮膚悪性黒色腫(メラノーマ)、転移がん
L.体腔(胸腔・腹腔)の悪性腫瘍
悪性中皮がん、悪性黒色腫(メラノーマ)、転移性腺がん(乳がん、前立腺がん、肺がん、胃がん、大腸がん、膵がん、肝がん)、転移性扁平上皮がん(肺がん、食道がん、皮膚がん)、転移性肉腫、白血病、悪性リンパ腫、神経芽細胞腫(小児)
富士堂漢方薬局 許志泉
癌に対する研究、治療、および予防には、東洋医学の知恵や治療は多く期待されています。
このシリーズを「癌と漢方」と題にして、癌に対する基本知識、および私自身の経験と考えをまとめて、
1.「がんの現状・原因・分類」
2.「がんの予防と再発防止」
3.「正気と邪毒から悪性腫瘍を考える」
4.「がんに対する現代医学治療概要」
5.「がんの予防治療に漢方医学は何かができるか?」
6.「がんが発現されたら、漢方治療をどう利用するか?」
という五回に分けて解説いたします。
皆さんに少しでも役に立てばと幸いです。
1.がん(悪性腫瘍)の現状
① 癌(悪性腫瘍)の罹患率は増えています。
1975年~2005年までの全部位の悪性腫瘍(癌)の罹患率の推移からみれば、がんにかかる人が増え続けております。2005年時点で、男性では10万に430人、女性では10万人に270人、男女計では10万人330人となるが、日本人口1億2千万人で計算すれば、罹患者は39万6千人となります。
② がん(悪性腫瘍)は死因のトップとなっています
2.がん(悪性腫瘍)のリスク要因
多数の研究をまとめますと、喫煙・肥満・食生活、運動不足、飲酒、感染(ウイルスや細菌など)、放射線や紫外線などの物理環境、大気や水質などの汚染、特殊職業、食品添加物と産業生産物などががん(悪性腫瘍)との関連があります。
ここでは特に理解しにくいものについて、解説します。
①肥満と癌
過体重ないし肥満は、閉経後乳癌、子宮体癌、大腸癌、食道癌、胆嚢癌、腎癌、膵臓癌、甲状腺癌、肝臓がんなど多種の癌リスクの増大に関連します。
そのメカニズムは完全に解明されていませんが、少なくとも、ホルモンの失調・内臓脂肪による腸内悪玉菌の増多・炎症分子の産生による慢性炎症など要因が挙げられます。(詳しくは「悪性腫瘍(がん)に対する許志泉漢方医学の認識」にて述べる)
②運動不足と癌
運動は大腸がんの危険度を40~50%減らすという研究結果があります。また、運動不足は乳がん、子宮体部がん、前立腺がん、肺がんの危険度は確実に上がることもわかっております。
よく運動している人ほど、がんによる死亡の危険度が低くなります。
まず、運動は性ホルモンの過剰分泌を抑制し、性ホルモンの代謝促進をしております。次は、運動は腸の働きをよくし、便秘を改善して、腸内細菌のバランスを整えることもできます。また、運動は活性酸素から身を守る機能を高めたりし、免疫細胞の活性を高めることができます。
運動は中医学的には、気血のめぐりをよくし、気血水などの滞りを除去して、臓腑機能・正気(免疫)を高めることができます。
③飲酒と癌
WHO(世界保健機関)の評価(2007年)では、飲酒は口腔・咽頭・喉頭・食道・肝臓・大腸と女性の乳房の癌の原因となるとされています。またアルコールそのものに発癌(がん)性があり、少量の飲酒で赤くなる体質の2型アルデヒド脱水素酵素の働きが弱い人では、アルコール代謝産物のアセトアルデヒドが食道癌の原因となるとも結論づけています。
特にお酒を飲むとすぐに顔が赤くなり、二日酔いになりやすい人にリスクがより高いことが言われております。
中医学では、酒は湿熱、湿熱による毒を生みます。酒家(愛酒家)は湿熱の毒の上、瘀毒(瘀血の毒)も併せて生むことになり、癌の原因ともなります。
3.がん(悪性腫瘍)の分類
①がんは がん腫(しゅ)と肉腫(にくしゅ)に大別される
悪性腫瘍は、発生する細胞の種類によって、がん腫(ふつう、略してがん)と肉腫とに分けられます。
頻度(ひんど)は圧倒的にがん腫が多く、悪性腫瘍の90%以上を占めます。このことから、がんは悪性腫瘍の代名詞として使用されることが多く、がん腫と肉腫とを含めて「がん」と呼ばれています。
引用:小学館「家庭医学館」
A.がん腫
皮膚、粘膜(ねんまく)、いろいろな臓器の表面に近い部分を構成している上皮(じょうひ)細胞という細胞から発生する悪性腫瘍で、顕微鏡で見た組織の型のちがいによって、大きく扁平上皮(へんぺいじょうひ)がん、腺(せん)がん、未分化(みぶんか)がんの3つに分けられています。
扁平上皮がんは、おもに皮膚や器官の粘膜表面にできるがんで、皮膚、食道、口腔(こうくう)、腟(ちつ)、外陰(がいいん)、陰茎(いんけい)、陰嚢(いんのう)、肺などに発生します。
腺がんは、身体内部の分泌物(ぶんぴつぶつ)を出す上皮からできるがんで、胃、腸、子宮体部(しきゅうたいぶ)、肺、乳房(にゅうぼう)、卵巣(らんそう)、前立腺(ぜんりつせん)、甲状腺(こうじょうせん)、肝臓(かんぞう)、腎臓(じんぞう)、膵臓(すいぞう)、胆嚢(たんのう)などに発生します。
未分化がんは、がん細胞であることは確かでも、発生の母地(ぼち)となった細胞が確認できないタイプで、増殖も転移も速く、悪性度が高い傾向があります。からだのあらゆる部位から発生しますが、甲状腺や肺などではかなり多く認められます。
細胞の種類からいうと、胃がんは腺がんが多く、食道がんは扁平上皮がんが多いということになります。肺には、扁平上皮がん、腺がん、未分化がんのいずれもが発生します。
扁平上皮がん、腺がん、未分化がんの3つは、組織の型がちがうだけでなく、性質のうえでもちがいがあります。たとえば、肺がんの場合、扁平上皮がんと腺がんは進行が比較的ゆっくりですが、未分化がんは進行が速いのがふつうです。また、未分化がんには化学療法や放射線療法がよく効きますが、扁平上皮がんと腺がんにはあまり効果がありません。
このように、がんは、治療する立場からは、どこの臓器に発生したかというよりも、どの組織の型であるかのほうがより重要になるのです。
B.肉腫
上皮細胞以外(非上皮)の細胞に発生する悪性腫瘍を、肉腫といいます。
胃や腸の筋肉の部分を構成している筋細胞に発生するもの(胃肉腫など)と、骨や結合組織(組織と組織をつなぎ合わせる糊(のり)のようなはたらきをしている軟部組織)を構成している細胞に発生するもの(骨肉腫(こつにくしゅ)(「骨肉腫」)など)とがあります。
また、リンパ系のリンパ球に発生する悪性リンパ腫(「悪性リンパ腫」)、血液をつくる骨髄中(こつずいちゅう)に存在する骨髄細胞やリンパ球に発生する白血病(はっけつびょう)(「白血病とは」)、骨髄中の形質細胞に発生する多発性骨髄腫(「多発性骨髄腫」)も、上皮細胞以外の細胞に発生する悪性腫瘍ですから肉腫の一種ですが、これらはまとめて血液のがんとも呼ばれています。
②がん(悪性腫瘍)は身体の部位から見ると下記のものがあります。
A.口腔・鼻・鼻腔・喉頭・咽頭の悪性腫瘍
舌がん、歯肉がん、悪性リンパ腫、悪性黒色腫(メラノーマ)、上顎がん、鼻がん、鼻腔がん、喉頭がん、咽頭がん
B.脳神経の悪性腫瘍
神経膠腫、髄膜腫、神経膠腫
転移がん:肺がん、乳がん、消化器がん、悪性黒色腫(メラノーマ)、白血病、悪性リンパ腫
C.甲状腺がんの悪性腫瘍
甲状乳頭腺がん、甲状腺濾胞がん、甲状腺髄様がん
D.呼吸器の悪性腫瘍
原発性肺がん:扁平上皮がん、腺がん、肺胞上皮がん、大細胞性未分化がん、小細胞性未分化がん、カルチノイド
転移性肺がん:睾丸腫瘍、前立腺がん、乳がん、骨腫瘍、甲状腺がん、胃がん、肝がん、白血病、悪性リンパ腫
E.乳房の悪性腫瘍
乳がん(乳頭腺がん、面疱がん、粘液がん、髄様がん、小葉がん、硬がん肉腫、転移腫瘍)、乳房ペーシジェット病、乳房肉腫
F.血液の悪性腫瘍
急性骨髄性白血病、急性前髄性白血病、急性骨髄性単球白血病、急性単球性白血病、急性リンパ性白血病、急性未分化性白血病、慢性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病(毛髪球性白血病)、成人型T細胞白血病、悪性リンパ腫(リンパ肉腫、細網肉腫、ホジキン病)、多発性骨髄腫、原発性マクログロブリン血症
G.消化器の悪性腫瘍
食道がん(扁平上皮がん)、胃がん(管状型、乳頭型、印環型)、胃・大腸平滑筋肉腫、胃・腸悪性リンパ腫、膵・胆嚢がん、十二指腸がん、大腸がん(腺がん)、原発性肝がん(肝細胞がん、胆管細胞がん)、肝芽腫(小児の肝がん)
転移性肝がん(胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん、卵巣がん)
H.女性性器の悪性腫瘍
子宮上皮内がん(早期がん)、子宮頸部扁平上皮がん、子宮腺がん(子宮体部、卵巣、卵管)、子宮腺扁平上皮がん、子宮体部腺類がん(アデノアカントーマ)、子宮肉腫(平滑筋肉腫、横紋筋肉腫、リンパ肉腫、細網肉腫)、子宮がん肉腫、子宮破壊性奇胎、子宮悪性絨毛上皮腫、子宮悪性黒色腫(メラノーマ)、卵巣がん、中胚葉性混合腫瘍、転移がん
I.泌尿器の悪性腫瘍
原発性悪性腫瘍(腎がん:腺がん、腎盂移行上皮がん、尿管移行上皮がん、膀胱乳頭がん、膀胱移行上皮がん、前立腺がん、尿道扁平上皮がん、尿道腺がん)、転移性悪性腫瘍(子宮がんの膀胱浸潤、大腸がんの膀胱浸潤)、ウィルムス腫瘍(小児の腎がん)
J.運動器の悪性腫瘍
横紋筋肉腫、線維肉腫、骨肉腫、軟骨肉腫、滑液膜肉腫、粘液肉腫、脂肪肉腫、 ユーイング肉腫、多発性骨髄腫
K.皮膚の悪性腫瘍
皮膚扁平上皮がん、皮膚基底細胞がん、皮膚ボーエン病、皮膚ページェット病、皮膚悪性黒色腫(メラノーマ)、転移がん
L.体腔(胸腔・腹腔)の悪性腫瘍
悪性中皮がん、悪性黒色腫(メラノーマ)、転移性腺がん(乳がん、前立腺がん、肺がん、胃がん、大腸がん、膵がん、肝がん)、転移性扁平上皮がん(肺がん、食道がん、皮膚がん)、転移性肉腫、白血病、悪性リンパ腫、神経芽細胞腫(小児)
富士堂漢方薬局 許志泉
⇒2.「がんの予防と再発防止」
Category
Archive
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年11月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年10月
- 2016年6月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年6月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2014年7月
- 2014年3月
- 2013年12月
- 2013年8月
- 2012年12月
- 2012年10月