2018.06.28>不妊症症例
39歳、右側卵管閉塞、子宮筋腫6cm、人工授精失敗の重なり、4か月漢方で自然妊娠
東京都のS・Hさん 39歳
治療経歴=タイミング指導1年、人工授精5回
右側の卵管閉塞、漿膜下子宮筋腫6㎝*1個(経過観察)
AMH:1台、プロラクチン:20台、卵胞期のE2が低め、FSH:9台
治療内容:
漢方+排卵チェックとタイミング指導
婦人科系症状:
月経量が減少、冷え症(手足先、お腹)、浮腫、生理周期やや短め(23~25日周期)
一般症状:
精神不安、蕁麻疹、便秘
服薬歴:
抗アレルギー剤・抗ヒスタミン剤(蕁麻疹用)
体質を確認したら、特に大きな問題はなく、右側卵管が閉塞でも、左側排卵を狙い、排卵チェックとタイミングでチャレンジすることをお勧めしました。
加齢によりAMHが低く、卵子の質が低下していることを考えています。プロラクチン値が高めで、ホルモン分泌リズムが乱れやすいです。
服用している抗アレルギー剤と抗ヒスタミン剤が妊娠に影響がないと言われても、蕁麻疹がコントロールできる範囲になるべく減量するという方針を決めました。
漢方分類:
気虚、気滞、腎虚
治療方針:
ホルモンバランスの調整、卵巣機能・子宮内膜状態の改善
治療用薬:
卵巣機能改善薬(錠剤、30日分、税抜:11000円)
プロラクチン改善薬(錠剤、約20日分、税抜:4600円)
体質とホルモン調整漢方(エキス剤、時期により、税抜:270~660円/日)
漢方を飲み始めてから、小水が増え、代謝が改善された実感が出てきて、冷えも改善し、夜にぐっすり眠れて、蕁麻疹出る頻度も減ります。新薬(蕁麻疹用)を半分にしても、蕁麻疹が多く出ていない。
排卵チェックにより、右側(卵管閉塞側)排卵予測、タイミングを中止。薬を調整し、より良い子宮内膜成長のため、瘀血改善薬を使用。新薬(蕁麻疹用)は更に1/3に減量して、多く出ていない状態です。
生理時に生理用の薬を加え、生理痛は4/5※から2/5※に改善。左側排卵予定、子宮内膜の成長に重視し、薬を調整。抗アレルギー剤と抗ヒスタミン剤完全に止めても蕁麻疹が出てこない。
※痛み程度表示する数字、2/5:鎮痛剤なしで我慢できる程度、4/5:鎮痛剤が必ず必要
生理予定日5日間過ぎで、市販の妊娠検査薬で陽性反応、胎嚢が5㎜判明。卵巣機能改善薬を中止で、早期流産防ぐ薬へ調整。
心拍が確認され、悪阻も出始めた。悪阻改善薬を頓服し、他の薬用量を減りながら、妊娠20週目まで中止予定。
妊娠9週目までの漢方服用期間:4か月
早く結果を得った症例です。不妊の原因がはっきり分からないですが、いくつの可能性を考えられます。低めのAMH?ホルモンバランスの乱れ?新薬の副作用?など、それぞれはひどい状態ではないですが、総合的な妊娠しにくい状態になっているかもしれない。一つずつ考えられる原因を解決すれば、期待されている結果が早く得られるでしょう!
漢方不妊アドバイザー 張 冬(チョウ トウ)
治療経歴=タイミング指導1年、人工授精5回
患者様について
右側の卵管閉塞、漿膜下子宮筋腫6㎝*1個(経過観察)
AMH:1台、プロラクチン:20台、卵胞期のE2が低め、FSH:9台
治療内容:
漢方+排卵チェックとタイミング指導
婦人科系症状:
月経量が減少、冷え症(手足先、お腹)、浮腫、生理周期やや短め(23~25日周期)
一般症状:
精神不安、蕁麻疹、便秘
服薬歴:
抗アレルギー剤・抗ヒスタミン剤(蕁麻疹用)
漢方治療について
体質を確認したら、特に大きな問題はなく、右側卵管が閉塞でも、左側排卵を狙い、排卵チェックとタイミングでチャレンジすることをお勧めしました。
加齢によりAMHが低く、卵子の質が低下していることを考えています。プロラクチン値が高めで、ホルモン分泌リズムが乱れやすいです。
服用している抗アレルギー剤と抗ヒスタミン剤が妊娠に影響がないと言われても、蕁麻疹がコントロールできる範囲になるべく減量するという方針を決めました。
漢方分類:
気虚、気滞、腎虚
治療方針:
ホルモンバランスの調整、卵巣機能・子宮内膜状態の改善
治療用薬:
卵巣機能改善薬(錠剤、30日分、税抜:11000円)
プロラクチン改善薬(錠剤、約20日分、税抜:4600円)
体質とホルモン調整漢方(エキス剤、時期により、税抜:270~660円/日)
漢方服用後の経過:<服用14日目>
漢方を飲み始めてから、小水が増え、代謝が改善された実感が出てきて、冷えも改善し、夜にぐっすり眠れて、蕁麻疹出る頻度も減ります。新薬(蕁麻疹用)を半分にしても、蕁麻疹が多く出ていない。
<服用1ヶ月目>
排卵チェックにより、右側(卵管閉塞側)排卵予測、タイミングを中止。薬を調整し、より良い子宮内膜成長のため、瘀血改善薬を使用。新薬(蕁麻疹用)は更に1/3に減量して、多く出ていない状態です。
<服用2ヶ月目>
生理時に生理用の薬を加え、生理痛は4/5※から2/5※に改善。左側排卵予定、子宮内膜の成長に重視し、薬を調整。抗アレルギー剤と抗ヒスタミン剤完全に止めても蕁麻疹が出てこない。
※痛み程度表示する数字、2/5:鎮痛剤なしで我慢できる程度、4/5:鎮痛剤が必ず必要
<服用3ヶ月目>
生理予定日5日間過ぎで、市販の妊娠検査薬で陽性反応、胎嚢が5㎜判明。卵巣機能改善薬を中止で、早期流産防ぐ薬へ調整。
<服用4ヶ月目>
心拍が確認され、悪阻も出始めた。悪阻改善薬を頓服し、他の薬用量を減りながら、妊娠20週目まで中止予定。
妊娠9週目までの漢方服用期間:4か月
不妊漢方アドバイザー張冬先生のコメント
早く結果を得った症例です。不妊の原因がはっきり分からないですが、いくつの可能性を考えられます。低めのAMH?ホルモンバランスの乱れ?新薬の副作用?など、それぞれはひどい状態ではないですが、総合的な妊娠しにくい状態になっているかもしれない。一つずつ考えられる原因を解決すれば、期待されている結果が早く得られるでしょう!
漢方不妊アドバイザー 張 冬(チョウ トウ)
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