2017.06.08不妊症・不育症・産後ケア
「生理トラブル」対策
自己採点ポイント:多ければ多いほど生理トラブルが重い状態です。
□生理周期の乱れ①(25日以下或いは31日以上)
□生理周期の乱れ②(長い周期-短い周期=7日以上)
□生理期の異常(出血3日以内或いは7日以上)
□経血量が減ってきた/ 経血色が薄い/さらっとしている/黒っぼい
□生理前や生理中のPMS(イライラ、頭痛、下痢や便秘など)
□基礎体温はギザギザ
体づくりの三つのポイント:食事・睡眠・運動
現代女性は社会進出により、ストレスを抱えやすくなっています。
食事や睡眠も乱れ、運動時間も少なくなったことも、生理トラブルの原因になっています。
健康な体づくり、順調な生理のためにはまず、規則正しい食事や睡眠、運動が必要です。
栄養バランスの良い食事は、卵子・ホルモン・子宮内膜の成長に繋がります。
睡眠は、体力の回復、ホルモンバランスの調整に役に立ちます。
そして運動は、気血水の流れを改善し、より栄養素や酸素を体の奥に運び、老廃物の排出を促します。
妊娠しやすい生理の状態とは?
生理周期⇒25~31日
特に妊娠希望の方は25~31日周期を目指しましょう。(低用量ピル服用による周期ではなく、排卵した状態での生理周期)
漢方薬の加味逍遥散や当帰芍薬散などは、気血水の流れを改善し、周期を是正する力を持っています。
生理期⇒3~7日
3~7日が一般的です。
日数が短すぎると、ホルモンの不足により内膜も薄い可能性があります。
また生理期が長い場合、子宮筋腫や子宮内膜症(着床を邪魔している)の可能性があります。
前者には、鹿茸や当帰で血を補い、後者には桃仁や牡丹皮で瘀血を取り除く漢方治療がお勧めです。
経血の状態・生理痛
鮮やかな経血、痛みが無い或いは軽度の痛みは理想的です。
一方、黒っぽい、塊が多い、つらい生理痛が伴うのは望ましくない生理です。瘀血(悪い血)が体に溜まっている状態と考えられます。
普段から、生理の日数や経血の状態をチェックすることをお勧めします。
中医師/不妊漢方アドバイザー 張 冬
富士堂漢方薬局
Category
Archive
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年11月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年10月
- 2016年6月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年6月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年9月
- 2014年8月
- 2014年7月
- 2014年6月
- 2014年5月
- 2014年4月
- 2014年3月
- 2014年2月
- 2014年1月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年8月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年2月
- 2012年12月
- 2012年10月