2017.04.24>不妊症の症状・原因・診断
7年ごとに「妊娠の力」は変わる!!
「妊娠力」は年齢によって変化していきます。
以下は漢方の聖書と言われる「黄帝内経(こうていだいけい)」に記載されています。
女性は14歳前後で初経となります。
28歳頃に体バランスのピークを迎えます。
子宮や卵巣といった生殖器官だけではなく、体力も心も子作りために準備しています。
28歳から35歳は「妊娠力」一番高い時期になります。
しかし35歳を過ぎると、「妊娠力」が低下しはじめます。女性ホルモンバランスが崩れ始め、肌や髪の艶が少しずつ失われます。
子宮や卵巣の機能にも少しずつ衰えが見えてきて、経血量やPMS(生理前症候群)も減ってきます。
そして42歳以降は老化が加速し、肌や髪を潤す陰液(水分・血液)が減り、白髪やシワが目立つようになります。
卵巣においては、排卵しても空胞だったり、卵子の質が低下します。
子宮においては、内膜が薄くなったり、受精卵の着床が難しくなります。
49歳くらいになると閉経に近づき、卵巣機能はほとんど失われ、子宮も萎縮していきます。
二千年前の平均年齢50歳も行かない時代から、妊娠適齢期(28-35歳)というのは、あまり変わっていないのです。
漢方で体をアンチエイジング!!
「妊娠力」が高い28-35歳は、女性にとって、仕事や趣味が特に楽しく充実する時期でもあります。
しかし、晩婚化とともに、いざ赤ちゃんがほしいと思ったら、妊娠適齢期を過ぎてしまうこともあります。
肌のアンチエイジングは化粧品で、体のアンチエイジングは漢方!!
食事、運動、生活習慣を見直し、漢方薬の力や養生法で「妊娠力」の低下を穏やかにすれば、赤ちゃんを授かることは、十分に可能です。
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