2015.10.15薬膳・養生
秋の養生法と薬膳
秋が深まって来ました。日中は清々しい青空が仰げますが朝晩は肌寒くなりましたね。
さて五穀は実り農家では収穫たけなわで繁忙を極めています。
山の紅葉も徐々に濃くなり燕などの夏鳥と雁などの冬鳥が交代する時期でもあります。
人間の身体も、季節が陽から陰に移ると汗をかかなくなり気の流れも外向きから内向き
に変わります。この時期には身体の防衛力が弱まるので風邪を引きやすくなります。
薄着をして熱を奪われ、冷やさないような注意が必要です。特に下半身は温めて下さい。
また体表から水分が奪われるため身体の内外が乾燥してきます。そのために皮膚が
カサカサして痒くなったり、空咳など呼吸器系のトラブルを招いたり、身体が火照り
腸燥便秘になったりすることもあります。
お肌には保湿を忘れず、胃腸には冷たい物を避け、
キノコ類・山芋・オクラなどのネバネバ食材、ブドウ・梨・ミカンなど、体液を作る働きのある食物を摂り入れると潤いモードになってきます。
そして天気の良い日中には、ウオーキングや無理のない運動、ハイキングなどで基礎体力を養い、身体を動かしましょう♪♪ ノルディックウオークなんかもいいですね!
東洋医学では秋に関係の深い臓器は肺ですが、肺の働きは自然の空気を取り入れ(清気)飲食物から吸収した栄養物(穀気)と合わせ『エネルギー』を生み出し気血水を動かし全身に巡らせ元気にしてくれることです。
深呼吸して綺麗な気を取り入れ、美味しい旬の食材をいただきましょう。
天高く馬肥ゆる秋・・ただし食べ過ぎには注意して下さいね!
◇ 秋の薬膳 ◇
秋は肺を潤すものを中心に食べ、乾燥の邪気から身体を守り冬に備えましょう。
五行説によると秋は白い食材を使って肺を補うと良いと言われています。
大根、白菜、えのき茸、白身魚など色々ありますが、今回は肺にこもった熱をさまし
心を落着かせてくれる働きもある、生の「百合根」を中心にした蒸し物です。
食材の色も五色そろって彩りもきれいです。是非お試しください。
✿お肌しっとり 百合根の茶碗蒸し (4人分)材料
ゆり根 1株
銀杏 8粒
エビ 4尾
干し椎茸(戻しておく) 小4枚
三つ葉 少々
鶏ガラスープ 300cc
卵 2個
塩 小さじ1/2
薄口醤油 小さじ1
みりん 小さじ2
<作り方>
1.銀杏は殻をとって火を通し、ゆり根はバラバラにして軽く塩ゆでしておく。
卵はよく溶いて鶏ガラスープ、椎茸の戻し汁と調味料と合わせ、卵液を作っておく。
海老は殻をむいて背ワタをとる。干し椎茸は戻して半分に切る。
2.器に具材を入れ、茶こしを置いてその上から卵液をそっと注ぎ入れて蓋をする。
3.蒸し器に入れて、始め強火、後に弱火で10分くらい蒸す。最後に三つ葉を散らす。
※ゆり根のシャキシャキ感を残すためには茹ですぎないこと。
さて五穀は実り農家では収穫たけなわで繁忙を極めています。
山の紅葉も徐々に濃くなり燕などの夏鳥と雁などの冬鳥が交代する時期でもあります。
人間の身体も、季節が陽から陰に移ると汗をかかなくなり気の流れも外向きから内向き
に変わります。この時期には身体の防衛力が弱まるので風邪を引きやすくなります。
薄着をして熱を奪われ、冷やさないような注意が必要です。特に下半身は温めて下さい。
また体表から水分が奪われるため身体の内外が乾燥してきます。そのために皮膚が
カサカサして痒くなったり、空咳など呼吸器系のトラブルを招いたり、身体が火照り
腸燥便秘になったりすることもあります。
お肌には保湿を忘れず、胃腸には冷たい物を避け、
キノコ類・山芋・オクラなどのネバネバ食材、ブドウ・梨・ミカンなど、体液を作る働きのある食物を摂り入れると潤いモードになってきます。
そして天気の良い日中には、ウオーキングや無理のない運動、ハイキングなどで基礎体力を養い、身体を動かしましょう♪♪ ノルディックウオークなんかもいいですね!
東洋医学では秋に関係の深い臓器は肺ですが、肺の働きは自然の空気を取り入れ(清気)飲食物から吸収した栄養物(穀気)と合わせ『エネルギー』を生み出し気血水を動かし全身に巡らせ元気にしてくれることです。
深呼吸して綺麗な気を取り入れ、美味しい旬の食材をいただきましょう。
天高く馬肥ゆる秋・・ただし食べ過ぎには注意して下さいね!
◇ 秋の薬膳 ◇
秋は肺を潤すものを中心に食べ、乾燥の邪気から身体を守り冬に備えましょう。
五行説によると秋は白い食材を使って肺を補うと良いと言われています。
大根、白菜、えのき茸、白身魚など色々ありますが、今回は肺にこもった熱をさまし
心を落着かせてくれる働きもある、生の「百合根」を中心にした蒸し物です。
食材の色も五色そろって彩りもきれいです。是非お試しください。
✿お肌しっとり 百合根の茶碗蒸し (4人分)材料
ゆり根 1株
銀杏 8粒
エビ 4尾
干し椎茸(戻しておく) 小4枚
三つ葉 少々
鶏ガラスープ 300cc
卵 2個
塩 小さじ1/2
薄口醤油 小さじ1
みりん 小さじ2
<作り方>
1.銀杏は殻をとって火を通し、ゆり根はバラバラにして軽く塩ゆでしておく。
卵はよく溶いて鶏ガラスープ、椎茸の戻し汁と調味料と合わせ、卵液を作っておく。
海老は殻をむいて背ワタをとる。干し椎茸は戻して半分に切る。
2.器に具材を入れ、茶こしを置いてその上から卵液をそっと注ぎ入れて蓋をする。
3.蒸し器に入れて、始め強火、後に弱火で10分くらい蒸す。最後に三つ葉を散らす。
※ゆり根のシャキシャキ感を残すためには茹ですぎないこと。
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