Treatment病状別漢方治療

- 咳・喘息・肺炎など呼吸器系疾患に対する漢方治療
- 1.咳・喘息・息切れなど 呼吸器の不調に漢方で向き合う理由
富士堂漢方薬局には、「風邪が長引いて咳が止まらない」「喘息の発作を少しでも減らしたい」「息切れが強く、日常生活に支障がある」といった、呼吸器に関するさまざまな症状でご相談に来られる方が多くいらっしゃいます。特に、咳・喘息・気管支炎・慢性閉塞性肺疾患(COPD)など、慢性化しやすい呼吸器の不調は、病院での治療を受けていても症状がすっきりしないケースや、薬の副作用や長期使用に不安を感じてご相談に来られる方が多いのが特徴です。
呼吸器の不調は、単なる炎症や感染だけでなく、体力の低下、自律神経の乱れ、冷えや乾燥、アレルギー傾向、免疫機能の低下など、全身の状態が密接に関与しています。そのため、局所的な治療にとどまらず、体全体のバランスを整えることが症状の改善と再発予防につながると、私たちは考えています。
漢方相談では、「咳を止める」「痰を切る」などの表面的なアプローチだけでなく、「なぜ咳が続くのか」「なぜ呼吸器が弱いのか」といった背景や体質に深くアプローチしていきます。
■よくあるご相談内容
風邪、長引く咳(風邪後の咳、感染後の遷延性咳嗽)、咳喘息、喘息(小児喘息・成人喘息)、気管支炎(慢性・急性)、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、コロナ後遺症・感染後の呼吸不調、間質性肺炎、呼吸時の違和感、肺炎を繰り返す、息苦しさ、慢性の痰、ブロンコレアなど
今回はその中でも特にご相談の多い以下の3症状と実際の症例などについて解説いたします。(タップで各項目へ)
- 1.咳・喘息・息切れなど呼吸器の不調に漢方で向き合う理由
- 2.富士堂で行う呼吸器疾患への漢方治療の特徴
- 3. 症状別:漢方治療アプローチ
- ➤3-1. 風邪・感冒
- ➤3-2. 長引く咳・咳喘息
- ➤3-3. 喘息
- 4. 実際の症例
- 5. 富士堂の漢方が選ばれる理由
- 6. ご相談・カウンセリングの流れ
- 7.咳や喘息などの呼吸器系疾患でお悩みの方へ 〜富士堂からのメッセージ〜
2.富士堂で行う呼吸器疾患への漢方治療の特徴
富士堂では、咳や喘息といった症状に対し、単なる対症療法のみならず、症状が出やすくなる背景にある体の反応のクセや機能的な偏りに注目して治療方針を立てています。
呼吸器疾患は、「乾燥」「冷え」「過敏反応(アレルギー)」「代謝の低下」などの要因が複雑に絡み合っているケースが多くあります。とくに、季節の変わり目、エアコンの使用、気温差、ストレスなどによって症状が悪化する方は、体の防御機構が乱れているサインでもあります。
富士堂では、初回のご相談で丁寧な問診に加え、舌診・脈診・腹診などを通して、現在の体の状態・バランスの崩れ方・回復力の程度などを多角的に把握し、症状と体質に合ったオーダーメイドの処方を検討します。
すでに病院で治療を受けている場合は、使用中のお薬や治療歴、検査データなども確認しながら、安全性と相互作用にも配慮したご提案を行っています。
※37.5度以上の発熱がある場合は、ご来店の前に一度お電話にてご連絡いただきますようお願い申し上げます。
症状をお伺いしたうえで、感染リスクが高いと判断される場合には、お電話やオンラインでのご相談後、お薬の発送またはご家族によるお受け取りをお願いすることがございます。
感染拡大防止のため、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
3.症状別:漢方治療アプローチ
1.風邪・感冒
風邪(感冒)は、発熱・喉の痛み・咳・倦怠感・くしゃみ・鼻水など、誰もが一度は経験するごく身近な疾患です。しかし、症状の出方や経過は人によって大きく異なり、とくに体力が落ちているときや季節の変わり目には、風邪をひきやすく、慢性化したり、繰り返したりする傾向があります。
西洋医学では、風邪に対して解熱剤や鎮咳薬、抗ヒスタミン薬などの対症療法が中心となりますが、「薬を飲んでもなかなか治らない」「何度も風邪を繰り返す」「咳だけが長引く」といったお悩みを抱える方も少なくありません。
漢方では、風邪を単なるウイルス感染としてではなく、「体の抵抗力や回復力を最適な状態に整え、速やかな自然治癒に導く」ことを治療の目標とします。症状そのものへの対応に加えて、その背景にある体質や生活習慣にもアプローチすることで、風邪をきっかけに体調全体を整えることができるのが、漢方治療の大きな特徴です。
① 漢方医学における風邪・感冒の考え方
漢方では、風邪・感冒に対して
「風邪をひいたきっかけや経過(発症の仕方)」
「今どんな症状が出ているか(寒気・熱・咳・鼻水など)」
「どのような体質か(もともとの回復力や代謝の状態)」
の3つの視点からアプローチします。
たとえば、
- ・冷えによる風邪(寒気、透明な鼻水、関節の痛み)
- ・熱による風邪(喉の腫れ、口の渇き、黄色い痰)
- ・胃腸にくる風邪(吐き気、下痢、食欲不振)
- ・長引く咳や微熱が続く風邪
- ・風邪をひくたびに体調が崩れる慢性タイプ
など、症状と背景が異なるため、処方も一人ひとりに合わせて選ぶ必要があります。
また、風邪は症状の移り変わりが早いため、「風邪のどのタイミングか」も非常に重要な判断材料になります。
さらに、「風邪をひきやすい」「風邪のあとに咳が残る」「風邪がきっかけで体調が悪化する」といった場合は、体質そのものを整える治療も有効です。
② 風邪・感冒の漢方治療
富士堂では、「体の抵抗力や回復力を最適な状態に整え、速やかな自然治癒に導く」ことを治療の目標とし、丁寧な問診をさせていただきます。また、「風邪をひきやすい」というお悩みに対しては、「なぜ風邪をひきやすいのか」「どうすれば風邪をひきにくくなるか」といった根本原因にも目を向けた治療を行っています。
問診に加えて、舌診・脈診・腹診などの所見を通して、現在の体の状態を多角的に把握し、適切な処方を提案します。
▼ 主なタイプ別の処方例 ※あくまでも一例です
■ 寒気・悪寒が強いタイプ(初期の風邪、ゾクゾクする)
→体を内側から温め、発汗を促すことで自然な免疫応答を引き出し、ウイルス排除と炎症の鎮静を早期に進めることを目指します。初期段階での適切な介入により、症状の長期化を防ぎ、速やかな回復へと導きます。
処方:葛根湯、麻黄湯、香蘇散、麻黄附子細辛湯など
■喉の腫れや熱感が強いタイプ(炎症が主体、発熱、口渇)
→ 体の熱を冷まし、炎症を鎮める処方を中心に選びます。
処方:銀翹散、小柴胡湯加桔梗石膏、柴胡桂枝湯、桔梗湯、竹茹温胆湯など
■胃腸にくる風邪(吐き気・下痢・食欲不振)
→ 胃腸の機能を整えながら、免疫力の回復を促す処方が有効です。
処方:藿香正気散、半夏瀉心湯、柴胡桂枝湯、人参湯、参蘇飲など
■咳が残る・長引く風邪(感冒後遺症)
→ 肺や気道の乾燥・過敏を鎮め、体の回復を促す処方を使います。
処方:麦門冬湯、滋陰降火湯、五虎湯、清肺湯、柴朴湯など
■風邪をひきやすい・慢性的に体調を崩すタイプ
→ 抵抗力の低下や体力の不足が背景にあるため、体質改善を目的とした処方を使います。
処方:補中益気湯、人参養栄湯、衛益顆粒(玉屏風散)、十全大補湯など
風邪に対する漢方は、急性症状に対する即効性と、体質改善による再発予防の両面からサポートできるのが強みです。
③ 常備薬としての漢方
風邪は「早期治療」が非常に重要であり、「風邪かな?」と思ったときにすぐに服用できる状態にしておくことが、治癒の早さにつながります。
富士堂では、お客様それぞれがかかりやすいタイプの風邪を見極めたうえで、常備薬として自宅に置いておける漢方薬のご提案も行っております。1包単位から購入いただけますので、「いざというときの漢方薬を用意しておきたい」「自分に合った風邪薬を専門家に選んでもらいたい」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。
2.長引く咳・咳喘息
咳喘息は、慢性的に乾いた咳が続く疾患で、通常は数週間から2か月程度以上の咳が目安とされます。気管支喘息の前段階とされることもあります。
風邪の後に咳だけが長期間残ったり、季節の変わり目や冷たい空気で咳が誘発されるなど、日常生活に大きな支障をきたすことが多い疾患です。従来の喘息とは異なり、喘鳴(ゼーゼー音)や呼吸困難はなく、主な症状は頑固な咳のみとなります。
西洋医学では、気管支拡張薬や吸入ステロイドなどによる治療が基本となりますが、薬物治療だけでは根本的な改善が困難なケースや、長期間の薬物使用による副作用を心配される方も少なくありません。そうした中で、体全体の免疫機能や呼吸器系の状態を整えることで、咳が出やすくなる背景に働きかける漢方治療は、咳喘息の根本的な改善をめざす一つの有効なアプローチです。
① 漢方医学における咳の考え方
漢方では、長引く咳・咳喘息を「気管支だけの問題」とは捉えず、呼吸器系の過敏性や慢性炎症が全身の状態とどう関わっているかを重視して考えます。特に、呼吸器系の慢性炎症や過敏性(熱性の炎症)、水分代謝の乱れによる痰の停滞、自律神経の不調による気道の過敏性などが影響すると考えられます。
また、疲れやすい・のどの違和感・胸の圧迫感・不眠・ストレスに敏感・冷えやすいといった全身症状が伴っている場合、単なる呼吸器の病気というより「体全体の働きの不調」が背景にある可能性が高く、これらを含めて改善を図ることが大切です。
② 咳の漢方治療
富士堂では、まず詳細な問診に加えて、舌診・脈診・腹診などの漢方的な診察を通して、全身の状態と呼吸器への負担との関連性を多角的かつ精密に評価します。
そのうえで、気道の慢性炎症の改善、気管支の過敏性の軽減、免疫機能の調整などを目的とし、体質と病態に合った処方を一人ひとり丁寧に設計していきます。
▼主な症状別の処方例 ※あくまでも一例です
■乾いた咳が続き、のどの乾燥感・熱感を伴うタイプ
→ 軽度の気道炎症を鎮めつつ、粘膜に潤いを与えることを目的とします。
処方:麦門冬湯、滋陰降火湯、清肺湯など
■炎症が強く、咳き込みが激しいタイプ(急性期・実証タイプ)
→ 気道の炎症をしっかり鎮め、呼吸を楽にすることを目的とします。
処方:麻杏甘石湯、五虎湯など
■痰が絡みやすく、湿度の高い日に悪化するタイプ
→ 体内の水分代謝を整え、痰の排出を促進する目的で以下の処方を用います。
処方:二陳湯、六君子湯、小青竜湯、蘇子降気湯、苓甘姜味辛夏仁湯など
■ストレスや疲労で悪化し、自律神経の不調を伴うタイプ
→ 神経系の過緊張を緩和し、気道の過敏性を軽減する処方が中心となります。
処方:半夏厚朴湯、柴朴湯、神秘湯、抑肝散、滋陰至宝湯、竹茹温胆湯など
■体力低下や免疫力の低下に伴い、咳がなかなか改善しないタイプ
→ 全身の免疫機能を高め、呼吸器系の抵抗力を向上させる処方を重視します。
処方:玉屏風散、補中益気湯、人参養栄湯、麻黄附子細辛湯など
これらの処方は、単に咳を止めるのではなく、体の内側から呼吸器系の過敏性を改善し、長期的な症状の安定化や生活の質の向上を目指す漢方治療として、咳喘息に対して有用な選択肢となり得ます。
「いつまでも咳が止まらない」「薬だけに頼らず、根本的に改善したい」と感じている方も、どうぞご相談ください。あなたの呼吸と日常生活の"安らぎ"を取り戻すために、丁寧に寄り添いながら最適な漢方治療を一緒に考えてまいります。
3.喘息
喘息とは、気道の慢性炎症により気管支が狭くなり、呼吸困難・喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒューという音)・咳・胸の苦しさなどの症状を繰り返す疾患です。小児から成人まで幅広い年代に見られ、アレルギー性のものから非アレルギー性のものまで様々なタイプがあります。発作的に症状が悪化することが特徴で、重篤な場合は生命に関わることもあるため、適切な管理が必要な疾患です。
西洋医学では、気管支拡張薬や吸入ステロイド、抗アレルギー薬などによる薬物療法が基本となりますが、長期間の薬物使用による副作用への懸念や、薬物治療だけでは発作の根本的な予防が困難なケースも存在します。そうした中で、体全体の免疫バランスや呼吸器系の機能を整え、発作の起こりにくい体質づくりを目指す漢方治療は、喘息の根本的な改善と予防に対して有効なアプローチとなります。
① 漢方医学における喘息の考え方
漢方では、喘息を「気管支だけの問題」とは捉えず、呼吸器系の過敏性や慢性炎症が全身の体質や環境因子とどう関わっているかを重視して考えます。特に、気道の慢性炎症と免疫機能の異常、水分代謝の乱れによる痰の蓄積、自律神経の不調による気管支の過敏性、体力低下による抵抗力の減弱などが複合的に影響すると考えられます。
また、疲れやすい・冷えやすい・風邪をひきやすい・ストレスに敏感・食欲不振・不眠といった全身症状が伴っている場合、単なる呼吸器の病気というより「体全体の働きの不調」が背景にある可能性が高く、これらを包括的に改善を図ることが大切です。
② 喘息の漢方治療
富士堂では、まず詳細な問診に加えて、舌診・脈診・腹診などの漢方的な診察を通して、全身の状態と喘息発作との関連性を多角的かつ精密に評価します。
そのうえで、気道の慢性炎症の改善、免疫機能の調整、気管支の過敏性の軽減、体力向上による抵抗力の強化などを目的とし、体質と病態に合った処方を一人ひとり丁寧に組み立てていきます。
▼主な症状別の処方例 ※あくまでも一例です
■発作時に激しい咳・喘鳴があり、熱性炎症が強いタイプ
→ 気道の熱性炎症をしっかり鎮め、咳の激しさを緩和することを目的とします。
処方:麻杏甘石湯、五虎湯、銀翹散など
■冷たい空気や夜間の冷えで悪化し、発作が誘発されやすいタイプ
→ 気管支の痙攣を緩和し、寒冷刺激への抵抗力を高める目的で以下の処方を検討します。
処方:麻黄湯、小青竜湯、麻黄附子細辛湯など
■痰が多く、湿度の高い日に悪化するタイプ
→ 体内の水分代謝を整え、痰の排出を促進し炎症を軽減する目的で以下の処方を用います。
処方:二陳湯、小青竜湯、清肺湯、蘇子降気湯、苓甘姜味辛夏仁湯など
■ストレスや疲労で発作が誘発され、精神的な不安定さを伴うタイプ
→ 自律神経の調整と精神的な安定を図り、ストレス性の発作を予防する処方となります
処方:半夏厚朴湯、柴朴湯、神秘湯、甘麦大棗湯、抑肝散など
■慢性化して体力低下、免疫機能の低下があるタイプ
→ 全身の免疫機能を高め、呼吸器系の抵抗力を向上させる処方を重視します。
処方:補中益気湯、人参養栄湯、玉屏風散、六君子湯など
これらの処方は、単に発作を抑えるのではなく、体の内側から喘息の発症メカニズムを改善し、発作の予防と長期的な症状の安定化を目指す漢方治療として、喘息に対して有用な選択肢となり得ます。
喘息は長期的な管理が必要な疾患のため、焦らずじっくりと体質から整えていくことが大切です。富士堂では、これまで多くの喘息のご相談を受け、病院治療との併用を希望される方にも、豊富な経験と知識で対応してまいりました。(詳細は下記記事リンクからご覧ください)
「発作が不安で外出が怖い」「薬だけに頼らず根本的に改善したい」「子どもの喘息を体質から治したい」と感じている方も、どうぞご相談ください。お一人お一人の症状や体質に向き合い、心身ともに安心して過ごせる毎日を目指して、最適な漢方治療を共に見つけてまいります。
4.実際の症例
**詳しい症状別の記事や実際にあった症例などについてはページ最下部のリンクからご覧いただけます**
①喉の痛みと風邪
風邪をひいたということで会社の昼休み中に立ち寄られた男性。
朝起きてから喉が痛く、風邪のひきはじめではないかと思ったそう。お急ぎでしたので、カウンター越しに5分程度で症状を確認していきます。その後、エキス剤の漢方薬を3日分とオリジナル漢方茶をお出しし、食事や睡眠のとり方についてもアドバイスさせていただきました。
風邪は、初期に十分な漢方治療と養生を行うことが早期治療に繋がります。「風邪っぽいかな」と少しでも感じた時はお気軽にお立ち寄りください。
②喘息(7歳 男の子)
5年前に風邪をひいたことがきっかけで喘息を発症し、年に数回、咳が止まらなくなることがあるとのことで、お母さんと一緒にLINE映像通話でご相談。咳の鑑別には、実際の咳の音も参考になるため、画面越しで確認をします。
煎じ薬をお出ししたところ、1週間程度で咳は治まり、その後は喘息の再発予防のための体質改善に向けた漢方と養生をアドバイスさせていただきました。
風邪は、自然に治るケースがほとんどですが、こじらせると咳喘息や副鼻腔炎、蓄膿症などに発展し、数週間の治療になることもあります。漢方薬は、西洋薬の「解熱剤」や「抗生剤」とは異なり、免疫力・体力を上げるサポートをすることで治療をしていきますが、症状・体質に合う漢方は少量でも切れ味があり驚かれる方も多くいらっしゃいます。
また、その他呼吸器疾患で富士堂にいらっしゃる患者さんの多くは、病院の治療でなかなか満足のいく結果が得られなかった経験をお持ちの方が多いです。
富士堂では漢方カウンセリングを通して患者さんの体質や症状が起こった原因を把握し、漢方で体の環境を整えていきます。今まで何をしても満足ができなかった方にも、富士堂が助けになると信じております。
■併せて読みたい治療に成功した患者様たちからの口コミ
>>50歳 1週間の漢方で風邪後の咳喘息が緩和|漢方体験談
>>病院で治らなかった喘息が改善しました|体験談
>>ストレスが原因と考えられる咳症状、2ヵ月の漢方治療で改善
>>原因不明の微熱と喉の痛みが漢方2か月で平熱に|体験談
>>気管支喘息(ぜんそく)解説と漢方治療
5. 富士堂の漢方が選ばれる理由
1. オーダーメイドの漢方治療
「煎じ薬を試したいけど自分で煎じられるの?」
「忙しいから手軽に飲める顆粒剤がいい」
「日常生活でも気を付けることってある?」
ご来店いただく患者様は様々な悩みや不安を抱えています。富士堂の漢方相談では、病状や体質を丁寧に確認し、あなたに合った「証(しょう、=漢方を選ぶ根拠)」を見極めます。
初回相談は約1時間。体調のことだけでなく、経済面や精神的な不安も遠慮なくご相談ください。経験豊富な中医師・薬剤師が、生活アドバイスも含めた総合的なサポートを行います。
2. 豊富な臨床経験
富士堂に在籍するスタッフは中医師から薬剤師まで漢方の専門家でありながら、西洋医学の知識も豊富にもつスペシャリストで、毎年7,000名以上の患者様にご相談いただいています。
毎月の社内勉強会や毎週の症例ディスカッションを通じて、常に知識・技術を磨き、皆様の健康に最適な治療をご提供できるよう努めています。
3. 安全性を重視
皆様が安心・安全に漢方をご利用いただけるように以下のことを特に重視しております。
1.方証医学に基づいた、根拠のある漢方相談を徹底
時間を惜しまずに漢方相談を行い、服用後のフォローにも努め、副作用の予防や、効果の確認などに努めます。
2.信頼できるメーカーからのみの仕入れ
使用する生薬はすべて国内の大手漢方メーカー(ウチダ和漢薬・栃本天海堂・高砂薬業・イスクラ産業・クラシエ薬品)から仕入れています。海外からの直輸入は行いません。
3.厳格な品質管理
生薬はすべて原植物の確認、理化学試験、重金属・ヒ素・残留イオウの管理・経験的鑑別、残留農薬管理、微生物検査をクリアした安全なものです。
4. オンライン相談・宅配対応
富士堂では、LINE・WeChat・Teamsなどのビデオ通話ツールによるオンライン相談も可能です。漢方薬は店頭受け取りのほか、ご自宅への発送も承っています。忙しい方や遠方・海外にお住まいの方でも、安心してご利用いただけます。
オンライン相談について詳しくはこちら
6. ご相談・カウンセリングの流れ
漢方薬を受け取るまでの流れは以下のようになります。
ご予約➤ご相談➤漢方薬の選定➤ご確認・お会計➤調剤・お渡し(発送)
詳しくはこちらをご覧くださいませ。
漢方薬は、一人ひとりの体質や体調、生活環境、そしてその方をとりまく背景によって、必要な処方が大きく異なります。そのため富士堂漢方薬局では、最初に丁寧なカウンセリングを行い、現在のお困りの症状だけでなく、これまでの経過や生活習慣、ストレス要因なども含めて総合的に把握することを大切にしています。
ご相談は予約優先制で、個室にてプライバシーに配慮した落ち着いた環境の中、ゆっくりとお話を伺います。初回のカウンセリングでは、漢方医学に基づく「四診(望診・聞診・問診・切診)」をもとに、舌の状態、脈、腹部の緊張や冷えの有無なども丁寧に確認します。
また、西洋医学的な視点も大切にしており、血液検査や画像検査の結果がある場合には、それらも参考にしながら総合的に判断します。まずはお気軽にご相談ください。
■漢方相談予約・お問合せ>>「お問い合わせ(LINE,WeChat,メールフォーム)」
■オンライン相談について詳しくはこちら>>「オンライン漢方相談|来店なしでお薬お届け」
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7.咳や喘息などの呼吸器系疾患でお悩みの方へ 〜富士堂からのメッセージ〜
繰り返す咽頭痛や長引く咳、息切れや喘息の発作など、呼吸器系の不調は、一見「ただの風邪」や「年齢のせい」と軽く見られがちですが、日常生活に大きく影響を及ぼすうえに、放置すると慢性的な炎症を起こすこともあります。しかし治療をしようにも、 病院で「異常なし」と言われたり、薬を飲み続けても思うように楽にならなかったりする方も珍しくありません。
富士堂では、こうした咳・喘息・気管支炎・COPDなどの呼吸器症状を、単なる炎症や感染だけでなく、自律神経の乱れや体力低下、冷えや乾燥、アレルギー傾向など全身のバランスの乱れの表れと考えています。そして、一人ひとりの体質やライフスタイルに合わせた漢方処方が、症状の鎮静化と再発予防につながることを大切にしています。
特に富士堂漢方薬局では、慢性化した咳や喘息発作のご相談を多くいただいてきました。カウンセリングでは、症状の経緯や治療歴だけでなく、日々の呼吸のしづらさがもたらすストレスや生活習慣、感情の揺れにも丁寧に寄り添い、最適な処方と養生法をご提案します。
「もう治らないかもしれない」「薬をずっと続けるのが不安」と感じている方にこそ、あきらめずにご相談いただけたらと思います。
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