① タイプ別分類
炎症、化膿、痛み、痒みなどがある場合、まずは症状を抑えることを最優先に漢方治療をします。また、痕が残る場合は皮膚の再生を高める治療を混ぜていきます。
皮膚症状には根本的な原因として、内臓の不調やストレスなど様々な悪化要因が複合的に絡んでいる場合が多いので、カウンセリングの上で個々の体質に合わせた漢方で根本治療につなげていきます。
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② 富士堂での治療モデルケース
ケース1 湿疹、皮膚のかゆみ
50代男性、1年前に転職をしてから手足と頭皮に強い痒みを伴う湿疹が発生し、皮膚科で処方された薬のみではなかなか改善ができないとのこと。職場が近く、店頭の看板を見てご来店。こうしたケースではまず、湿疹のある場所をできる限りすべて診させていただきます。また、皮膚科の薬や日々のスキンケアで使用しているもの、それらの使い方や、食生活、睡眠、ストレスなど生活習慣についても確認をします。この方は強いストレスによる不眠と自律神経の乱れが悪化要因ということで、皮膚症状の漢方と同時に悪化要因を改善する漢方薬も併せて開始。同時に、お手持ちの保湿剤の効果的な使い方もアドバイスします。湿疹があったとわからないくらい症状が良くなった後は本人のご希望により再発しないよう体質改善面にシフト。
③ 養生アドバイス
皮膚トラブルには外からの原因と身体の中からの原因があり、内外両面からの治療をしていくことが大切です。皮膚疾患には食事、生活習慣、ストレスなど様々な原因が伴っているため、カウンセリングを通じて患者さんの体質や症状がおこった原因を把握し、漢方で体の環境を整えていきます。幸いなことに皮膚トラブルの治療は漢方薬の得意分野でもあります。今まで何をしても満足ができなかった方にも、富士堂の漢方が一助になれると信じています。