膠原病・リウマチ・免疫・難病 全身性エリテマトーデス(SLE)、シェーグレン症候群(SjS)、関節リウマチ(RA)、潰瘍性大腸炎、IgA腎症、IgG4関連疾患、眼球使用困難症候群、全身性脱毛症、様々な炎症性疾患などが挙げられます。あまり聞き慣れない病名も多いことでしょう。 今でも多くの病状の原因ははっきりとは解明されていません。これらは膠原病やリウマチ、免疫関連疾患、難病に属しますが、体質の素因や何らかの原因により免疫バランスが崩れ免疫不全、或いは自己免疫亢進になってしまうことと関連しています。 富士堂では症候・体質・病から証を鑑別診断するSCI方証医学という独自のスキルをはじめとした豊富な臨床ノウハウでこれまでこうした病気にお悩みの患者様を数多く治療してきました。 ここでは実際にあった症例をいくつかピックアップして見てみましょう。 **詳しい症状別の記事などについてはページ最下部のリンクからご覧いただけます** ●IgA腎症、30代男性:不妊外来や数件の漢方薬局をトライしたが子宝に恵まれず、夫婦でご来店。3年分の健康診断資料を拝見したところ、尿たんぱく・尿潜血が3年とも陽性であったことからIgA腎症である可能性が強いと判断し、腎臓内科で精密検査をするよう勧めました。また万全を期すために、荊芥連翹湯、猪苓湯の煎じ薬と田七人参錠をお出しし西洋医学と漢方を併用することに。その結果、尿たんぱく、潜血ともに速やかに陰性となり、ステロイド剤を漸減、完全に中止することができました。その後も漢方の服用を継続していただき、IgA腎症の再発も一切なく、体調も非常に良い状態で維持されていらっしゃいます。また、大変めでたいことに奥様も自然妊娠され、男の子が誕生しました。 ●全身脱毛症、女性:5歳から全身脱毛症を患い、髪の毛、眉毛、睫毛もすべて抜けてしまったそう。大阪在住のため初回からオンライン相談で、9歳から漢方治療をはじめられました。冷え、アレルギー(鼻症状)、頭痛、しもやけなどの症状から、血虚、陽虚、陽気の上昇という証であると判断し、古方の処方を参考したしっかりとした煎じ薬をお飲みいただきました。その後、時に東京にもご来店されるなど、数年にわたり漢方のみの治療で無事に毛が生え、漢方を卒業した後も再発することなく完治に至りました。 ●シェーグレン症候群(ドライアイ・ドライマウス)、50代女性:数年間にわたり目の乾燥や充血、目痛、口の乾きや咳き込み、疲れやすい、膝痛などの症状に悩まされており、ご来店相談時に皮膚の黒ずみ、小腹不仁なども確認されたことから地黄体質と判断し、滋陰降火湯、麦味地黄丸などの処方を合わせた煎じ薬で治療。2か月余りで目の乾燥や口の乾きが緩和され、目の痛みや充血、空咳、膝痛もなくなったため、大いに喜ばれていらっしゃいました。 ●眼球使用困難症候群、50代女性:視界が非常に眩しく、外出ができないだけでなく、家の照明ですら眩しく目が開けられず、自室にこもってカーテンを閉め切るしかない状態が数か月続き大変困っていらっしゃいました。眼科の検査では目に異常はないと言われ、またある眼科では「眼球使用困難症候群」ということで遮光眼鏡を着用するしかないと言われたそう。数年前に更年期症状を富士堂で治したことがあり再来店されました。詳しくお話を伺ったところ、血圧が気になり塩を一切摂っていないことが判明。極度の減塩による脳の機能異常だと判明し、塩分を通常に摂っていただき、また桂枝加苓朮附湯加味の煎じ薬をお出ししました。その後みるみるうちに改善し、2か月余りの治療で遮光眼鏡を外せるまでに改善、外でも歩けるようになり、驚きつつも笑顔が戻られたのが印象的でした。 2千年もの歴史を有する漢方医学にとって、こうした原因不明の病状への診断治療は実は得意分野でもあります。西洋医学は原因究明を重んじる一方、漢方医学は心とからだ、そのすべての調和を大事にします。 難病や免疫性の病気をお持ちの方、病院で治療法がないと言われた方も、漢方治療というチョイスがあります。 富士堂漢方薬局があなたの助けになればと願ってやみません。 漢方治療症例・症状解説・体験談など|ブログリンク >膠原病・免疫・難病 >リウマチ 婦人科 不妊不育・妊娠産後 アトピー・蕁麻疹・皮膚疾患 眼疾・耳鼻咽喉・口腔 頭痛・自律神経・精神神経疾患 しこり・良性腫瘍・悪性腫瘍(癌(がん)) 喘息・気管支炎・呼吸器疾患 胃腸炎・逆流性食道炎・便秘・消化器疾患 疼痛・関節筋肉・整形外科 冷え・心血管・高血圧・瘀血 腎臓・泌尿器・性機能・男性更年期 糖尿病・痛風・肥満・代謝・内分泌の漢方 フレイル・体質・未病・アンチエイジング 膠原病・リウマチ・免疫・難病