2014年は、甲午（きのえうま、こうご）の年です｡

「甲」とは

“十干”の第一位は‘甲’で、十年を一単位として、時代の趣は変わる。

その始まりの年が‘甲’。

殻から脱いで新たな芽が出始める年です。

物事の始まりを意味していて、以前通用していたものが通用しなくなることを表す意味だそうです。

もう一つ意味は、非常に固い殻で護っている卵の中から、何が出てくるのか分からない。

例えば新たな命が生まれたのは確かだが、未だ、良いものか悪いものかが判別できない正にそれにあたる年です。

つまりこれから輝くかどうかがまだ決まってないので、この一年の過ごし方次第で、良い方向にも、悪い方向にも向かいます。

「午」とは

‘午’は“十二支”の後半に入る年です。十二支中の第七番です。

この‘午’を使った慣用語の午前と午後の状態は全く異なるように、後半の六年は前半と違った状況下に置かれます。

また､ ‘午’は馬をイメージして、躍動する一年を暗示しています。変動が激しく､穏やかな一年ではないとされています｡

「甲午」とは‘甲’と‘午’の組み合わせ

六十年を周期に変化する御時世。

甲子は還暦（60年）の初めです。

甲午は干支の組み合わせの31番目で、後半30年の初めです。

前半にうまく行かなくても、今年頑張れば、後半の30年に素晴らしく過ごして行くことになるかもしれませんね！

今年もう6ヶ月過ぎました｡

残りの半年、一緒に頑張りましょう!!

これからの30年をより良く過ごすために｡

張　冬

富士堂漢方薬局　飯田橋店