11月に入り気温が低下し、空気が乾燥してきました。

一般的な風邪はウイルス感染により鼻腔や咽頭に炎症がおこることが原因となります。風邪の原因となるウイルスは200以上も存在するといわれています。

ウイルスは、どのように人に感染するのでしょうか？

たいていの場合、ウイルスの付着したつり革やドアノブに接触した手で鼻や口を触ってしまうことが感染の原因です。それに加え免疫力の低下などが重なり人は風邪をひきます。

【カゼ予防のために】

① 手洗い

手洗いにより、手に付着したウイルスを洗い流すことでかなりの予防ができます。石鹸や速乾性消毒薬を併用するとよりウイルス除去率が上がります。

②  うがい

うがいにより口腔を清潔に保持する結果、ウイルス感染を軽減させることが可能と考えられます。

③  マスク

マスクをすることによりウイルスが付着した手で口や鼻を触ることは防げますが、マスクは空気中のウイルスを通すため予防効果はあまりないと考えられます。しかし、ウイルスを含んだくしゃみの飛沫をさえぎることはでき、風邪に羅患した人が感染を広げないという効果はあると考えられます。

④ 部屋の換気と加湿

乾燥した空気は、鼻やのどの粘膜を乾燥させ防御機能を低下させます。また、乾燥した空気はウイルスの構造を保持しやすい状態といえます。よって部屋の換気と加湿も予防効果があると考えられます。

⑤ 免疫力を高める

バランスのとれた食事、適度な運動、充分な睡眠、ストレスをためない生活にこころがけ、免疫力アップしていただくことは重要なことと考えられます。

飯田橋店 店長　草野